http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news004128.html 大阪はイタリアンレストランが多いとされる。各店がしのぎを削るなか「気軽に寄れる
『居酒屋のようなイタリアン』を目指したい」と鈴木聡一郎店長(39)が腕を振るうのが
「ラ・スピーゴラ」だ。大阪天満宮から西に500メートルほどのビル2階にあり、席はカウ
ンターが中心。近隣のサラリーマンの隠れ家的存在だ。
長崎県の五島列島など各地から届く新鮮な魚介や大阪ブランドの犬鳴豚などを
炭火焼きにする。ほぼ塩だけで味付けするが、素材を生かしたうまみがじんわりと
口に広がる。砂肝のカルパッチョも鮮度が良いからこそ可能な料理。メニューは毎
日仕入れる食材次第で変わるという徹底ぶりだ。炭火焼きが物足りなければ、アク
アパッツァ(魚介の水煮)などメニューにない料理を鈴木さんに頼んでみよう。
ワインにもこだわり、ハンガリー産のビオワインを用意。つい先日3階に設けたば
かりのテーブル席を使ってちょっとしたパーティーを催すのも一興だ。