【伝統行事】おにぎり食べて厄よけ…豊作祈願の「アラセツ」/鹿児島・奄美大島

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1御珠屋φφ ★

奄美大島の豊作祈願祭や伝統行事では、おにぎりを供えたり、人々が分かち合って
食べたりする習慣がある。米は神からの授かり物であり、厄よけの力がある、
とされているようだ。(文・写真 高橋幸子)

稲の収穫後、来年は今年よりさらに稲穂が実るようにと、「アラセツ」という行事が各地である。

この「アラセツ」では、おにぎりを分かち合って食べる集落が多い。
10月に開かれた瀬戸内町諸鈍の「諸鈍シバヤ」(国指定重要無形民俗文化財)。
長方形のたくあんが2枚添えられた白米の丸い「力飯」と呼ばれるおにぎりが配られ、
必ず一つはもらうように、とされている。

同町油井で行われる稲の収穫作業を表現した「油井の豊年踊り」(県指定無形民俗文化財)でも、
「力飯」が来場者に振る舞われる。白米の丸いおにぎりの上に、だいだい色の小さな花が
集まって咲くサンタンカ(アカネ科)の花を乗せる。内田百一区長(64)は「花のように集落が
団結しようという気持ちを込めて飾っている」と説明した。

奄美民俗研究家の高橋一郎さんは「稲の実りは神によってもたらされたもので、力飯は
神のお下がりもの。神が力や新しい命を宿したものだから分かち合っていただいている」とみている。

龍郷町秋名・幾里集落の「平瀬マンカイ」(国指定重要無形民俗文化財)では、海の神に感謝し、
神が降り立つ岩の上に、新米で炊いた赤飯のおにぎりを供える。丸形や三角形ではなく、
丸い平らな白いサンゴでハンバーガーのように挟む。

奄美市立歴史民俗資料館の中山清美館長は「神への心遣いで『こちらに来て召し上がってください』
とさり気なく供えようと、もともとおにぎりの上にサンゴを一つだけ乗せて隠していたらしい」と語る。

なぜ、おにぎりなのだろうか。
全国のおにぎりやその歴史に詳しい社団法人米穀安定供給確保支援機構は
「米は災いを除いてくれる力があると言われているから、おにぎりを供えたり、
みんなで食べたりするのでは」と推測する。

奄美のおにぎりには、神を敬い、先祖から受け継いだ命を大切に思う心が詰まっているのか。
片手に収まる小さな「力飯」に、その重みを感じた。

YOMIURI ONLINE(読売新聞) 08/11/08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20081108-OYT8T00632.htm
▽画像
「諸鈍シバヤ」で健康になると言われている力飯をほおばる子どもだち(瀬戸内町諸鈍で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20081108-5195736-1-L.jpg
「油井の豊年踊り」ではサンタンカの花を飾った力飯が出される(瀬戸内町油井で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20081108-5196148-1-L.jpg
赤飯をサンゴで挟んだ「平瀬マンカイ」のおにぎり(龍郷町秋名で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20081108-5196166-1-L.jpg

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2やまとななしこ:2008/11/09(日) 22:50:59 ID:maup8Tzj
2
3やまとななしこ:2008/11/09(日) 23:00:34 ID:mG/GGG3m
↓以下、裸の大将ネタ禁止↓
4やまとななしこ:2008/11/09(日) 23:06:35 ID:0qvqmIxy
   / ̄\
  |  ^o^ | < おびぎり おいしいです
   \_[]⊂/)
   _| |/ |
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         / ̄\
        |     | < それは コーラ です
         \_/
         _| |_
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5やまとななしこ:2008/11/09(日) 23:07:53 ID:0qvqmIxy
     / ̄\
    |     | < まちがえました
     \_/
     _| |_
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         / ̄\
        |     | < あらあら
         \_/
         _| |_
        |     |
6やまとななしこ:2008/11/09(日) 23:11:41 ID:Bof3v4bz
     |
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     |∀` )  ダレモイナイ・・・
    ⊂  ノ  ワショーイスルナライマノウチ・・・
     |' ノ
     |__)


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         (∀`  ) ワショーイ
        ⊂   ⊂ノ   ワショーイ
          ( ヽノ
          し(_)


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         (  ´∀∩  ワショショーイ
         (つ    ノ
           ( ヽ  (
           (_)_)


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     |'■\ ニゲロー
     |∀` )
     |   つ ―
     |Y 人  ―
     |(_)'J  ―
7やまとななしこ:2008/11/09(日) 23:31:53 ID:w0mIa1jJ
そのうちのどに詰まらせる
8やまとななしこ:2008/11/10(月) 00:49:29 ID:7iI6mSe0
いいな〜、おにぎりで厄よけ。一粒で二度おいしい。
9やまとななしこ
前にも民俗学用語で人を煙に巻いたような、入り組んだわかりにくい文章の下手糞な記事があったな。
これか(dat落ち)。まるでデジャビュ。

【島根/深まる秋】銀の国・新百景:ヨズクハデ、姿隠して秋深し[10/16/2008]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1224156918/

===== 引用 =====
□銀の国・新百景:ヨズクハデ、姿隠して秋深し

 予感が的中した。「もう、そろそろかな」と訪れた銀山街道・温泉津沖泊道の西田地区
(大田市温泉津町)。街道に秋の訪れを告げていたヨズクハデから、乾いた稲束が次々と
下ろされ脱穀作業が始まっていた。

 フクロウを地域ではヨズクと呼ぶ。刈り入れた稲を掛けて干す台がハデ。遠目には、
大きなフクロウが羽を休めているように見える。この名の由来だ。わが国では唯一西田にだけ伝わる。
 名人は普通は4本の木で組み立てるハデを、3本でも作れる。安定が悪いけぇ、誰もよう立てん。
わしが立てりゃ、こけやせん」と笑う。請われて、全国各地にも足を延ばす。

 去年の秋は、埼玉県立近代美術館であった企画展「田園賛歌」のイベントでヨズクハデを披露した。
愛媛県からワラグロ、大分県からはミツマタコヅミというワラを積む同様の伝統が紹介されたが、
高さ5メートル近くのヨズクハデは「神々しい」と回りを威圧したらしい。

 それもそのはず、ヨズクハデを西田の村人に伝えたのは古代の二人の神様、上津綿津美神
(うわつわたつみのかみ)と上筒男神(かみつつおのみこと)。地区の田園を見下ろす水上神社に
伝承が残る。

 夕方、脱穀機の音がやんだ。田んぼのフクロウたちはもういない。秋がひとつ深まった。