秋が深まり、寒さも次第に増してきている今日このごろ。寒風が吹きすさぶ夜には、「温かいおでんと
熱かんで1杯……」なんて考えてしまう人が多いのでは? 現在のようにしょうゆ味のだしで煮込む
スタイルになったのは江戸時代からと言われているおでん――。寒い時期の定番料理として日本全国で
長きにわたって愛されてきただけに、具材の種類も実にさまざまです。最近ではトマトや餃子などの
変わり種も人気があるようですが、多く人が「これだけは外せない」と考えているのはどんな具材なのでしょうか?
最も多くの人が「おでんにはこれが入ってないと!」と考えたのは、《だいこん》でした。消費量世界一と
言われるほど《だいこん》好きの日本人ですが、寒い時期の食べ方といえば、やはりおでんが一番。
脇役扱いされることが多い《だいこん》も、おでんとなれば話は別です。さまざまな具材のうまみを
たっぷりと吸い込んだアツアツの《だいこん》は、まさに主役級の貫録――。外でおでんを食べる場合にも、
まず《だいこん》を頼んでお店の実力を測る人もいるそうです。
続く2位には《たまご》が選ばれました。《たまご》と一口に言っても、おでんにおける調理方法はさまざま。
「ゆでて殻をむいたものを煮込む」「ゆでた殻つきのものを煮込む」「生卵の状態から煮込む」など、地域や
お店によって異なるようです。殻つきのまま煮込んだものはあまり見かけることがありませんが、この調理
方法には白身の外側が固くなるのを防ぎ、白身のプリプリ感と黄身のホクホク感を残す効果があるのだとか。
3位は《餅入り巾着》。ぎんなんや野菜などを中に入れることもありますが、定番はやっぱりお餅。柔らかな
食感のお餅とだしのしみこんだ巾着は「これ以上ない!」というほど抜群の組み合わせで、おなかも舌も満足
させてくれることまちがいなしです。NHK教育のアニメ 『おでんくん』では、《だいこん》や《たまご》を押しのけて
《餅入り巾着》が主役を務めていますが、《餅入り巾着》好きなら「それも当然!」といったところでしょうか。
このほかにも《ロールキャベツ》や《あらびきソーセージ》、《ツブ貝》など、バラエティに富んだ具材が登場した
今回のランキング。まだ一度もおでんに使ったことがない具材があるという方は、今夜あたり試してみては?
集計期間:2008年09月24日〜2008年09月26日
1位 だいこん
2位 たまご
3位 餅入り巾着
4位 こんにゃく
5位 ちくわ
6位 牛すじ串
7位 厚揚げ
8位 はんぺん
9位 じゃがいも
10位 しらたき
(11位以降は元記事で)
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