戦国時代、箕輪城の城下町として栄えた箕輪町(現、高崎市箕郷町)で10月5日、
野外創作劇「きつねの嫁入り」の幕が開く。
主催は「みのわの里のきつねの嫁入り実行委員会」(岡本優子会長)。
「きつねの嫁入り」は2002年に開催された国民文化祭を機に、地元の有志によって始められた。
廃虚となった箕輪城にいつしか住み着いたきつねたちの物語を描いた創作劇で、
昭和30年代まで実際に行われていた輿(こし)入れや三三九度などの婚礼の儀式を再現するもの。
出演者らが考案した「きつねメーク」と、きつねをイメージしたコミカルな動きが特徴だ。
また、花嫁衣装・紋付・留袖など婚礼の儀式に付きものの着物の文化を再現しているのも特徴で、
今では少なくなった日本の伝統の晴れ着を見る機会にもなっている。
「きつねの嫁入り行列」では一般から選ばれた実際に結婚するカップルが「花嫁」と「花婿」の役を務める。
同委員会では毎年「きつねの嫁入りフォトコンテスト」を開催しており、
県内外から多くのカメラマンが詰めかける。
当日は、箕郷町矢原(12区の集会所)から箕郷支所までを練り歩く「きつねの嫁入り行列」後、
郷支所特設ステージで野外創作劇「きつねの嫁入り」が披露される。
時間は、「きつねの嫁入り行列」=17時〜18時、「きつねの嫁入り」=18時30分〜19時30分。
13時〜17時には箕郷支所周辺で陸上自衛隊第12音楽隊の演奏や和太鼓、
八木節などのアトラクションも開催される。
http://takasaki.keizai.biz/headline/550/ 地元の伝統を継承する人たちによる創作劇は、知る人ぞ知る人気ステージ
http://takasaki.keizai.biz/img/headline/1223023956_photo.jpg ※依頼スレより。