【詩人】「国文祭を機に」 野口雨情の“童謡かるた”が孫の手で復刻
1 :
依頼76@御珠屋φ ★:
■孫の不二子さん 「国文祭を機に」
昭和初期に刊行され、絶版になっていた詩人、野口雨情(一八八二−一九四五年)の
自作自筆、岡本帰一(一八八八−一九三〇年)画による「童謡かるた」が、約八十年ぶりに
復刻された。雨情の人柄とやさしい心が味わいのある筆跡とともに刻印され、大正期後半から
昭和初期にかけての児童文化の匂(にお)いもかげる貴重な資料だ。
復刻したのは雨情の孫で北茨城市磯原町にある生家を守る野口不二子さん(64)。
十一月に本県で開催される国民文化祭で同市などで雨情や童謡をテーマにしたイベントが
予定されることから、「これを機に復活させたい」(野口さん)と思い立ったという。
童謡かるたは、もとももと一九二七(昭和二)年一月に「普及社」から初版が刊行され、その後、
版を重ねた。日本近代文学が専門の佐々木靖章茨城大名誉教授によると、三二(昭和七)年の
十一版(廉価版)までを確認している。
札はいろは歌の順に読み札と取り札がそれぞれ四十七枚ずつ。
読み札の言葉は「いしの地蔵さん 子供がおすき」「ろばのお耳は とんがりお耳」といった
いかにも童謡風なものから、「わきみする子は よくころぶ」など教訓的なもの、
「そらにそり橋 虹の橋かけた」のようにさえたものの見方を感じさせるものなどさまざま。
いずれも雨情本人が毛筆でしたためた筆跡を生かし、言葉と文字の両方から雨情を
感じることができる。
(※以下続きます。)
茨城新聞ニュース 08/09/29
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly35.htm ▽画像
復刻された野口雨情の「童謡かるた」
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/20080929_02.jpg ▼関連スレッド
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2 :
御珠屋φ ★:2008/10/02(木) 23:00:28 ID:??? BE:457357853-2BP(1062)
(※
>>1の続きです。)
今回、復刻の原典にしたのは、雨情生家が所蔵する三版(二八年十月刊)。
野口さんによると、蔵の中にしまい込んであったのを五年ほど前に偶然発見。
「子供のころ、お正月になると、このかるたを引っ張り出してきて家族で遊んだ。
今でもほとんど全部空で言える」という。
復刻版に解説を書いた佐々木氏によると、大正中期から昭和初期の一九二〇年代は、
児童文化が花開いた時代だった。「『コドモノクニ』『金の船』など、子供向けの絵雑誌が盛んで、
主に都市部の中流階級以上の話ではあるが、ファミリーという観念が生まれた」。
同時に、こうした時代背景を受け、かるたブームも巻き起こり、「雨情ばかりではない
(島崎)藤村などもかるたを手がけた」という。
雨情の言葉に視覚イメージを与えている岡本の取り札の絵も、味わいがある。
「このかるたに触れる度に、祖父が孫の自分に語りかけてくれていると感じてきた」と野口さん。
復刻版を通し、「雨情の言葉が醸す情緒や日本語の豊かさを、
殺伐した今の時代の子供たちにも感じさせてあげたい」と話す。
復刻版「童謡かるた」はほおずき書籍(長野市)刊。定価二千円(税込み)。
(※引用以上です。一部省略して引用しました。)
3 :
やまとななしこ:2008/10/02(木) 23:31:03 ID:h3Y09b4a
4 :
じっぷら名無し投票 10月03日23時から! :2008/10/02(木) 23:48:14 ID:txgyF16e
この野口雨情の生家のすぐ側を流れる大北川に今白鷺がコロニー作ってるぞ。
物凄い数で一見の価値有りだ。
5 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! :2008/10/03(金) 00:52:36 ID:VfV3o+Ep
>>3 野口雨情が女衒をしていた36歳の頃、当時14歳の貧農の娘を購入して来た。
よっぽど具合がよかったらしく、雨情はそのまま駆け落ちして、その少女(中里つる)と再婚した。
その孫が不二子。
6 :
やまとななしこ:2008/10/03(金) 03:01:37 ID:WJGzsat4
> 児童文化の匂(にお)いもかげる
> 「いしの地蔵さん 子供がおすき」
> 殺伐した今の時代の子供たちにも感じさせてあげたい
印象に残った箇所を抜粋要約してみた
7 :
オレオレ!オレだよ、名無しだよ!! :