福岡市の伝統工芸品「博多人形」で史上最大となる全長130センチ、
重さ75キロの「羽衣」が29日、同市博多区の福岡国際会議場に登場した。
約400年の伝統がある博多人形は20〜40センチが主流だが、
博多人形商工業協同組合(武吉国明理事長)が、広い場所でも
見栄えのするものを目指し、約3年前に計画。
重量増に耐えられる粘土を福岡県工業技術センターと共同開発し、
人形作りの第一人者・国崎信正氏(67)が約1年かけて制作した。
能の演目「羽衣」を舞う姿に、訪れた人はうっとり。
同組合は今年度中に、等身大の人形を発表する予定という。
※元記事:
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080929-OYT1T00626.htm 読売新聞 平成20年09月29日