【ファッション】使うほどツヤ、「ヤマブドウ」のつるなどを編んで作った買い物かごが人気

ヤマブドウのつるなどを編んで作った買い物かごが、女性の間で人気を集めている。
手作りならではの風合いや、使い込むほどに出てくる色つやが魅力だ。カジュアルな
装いに合わせて持ち歩いても、違和感のない商品も増えている。

木のつるや皮、竹などで編んだかごは、各地で農閑期などに作られてきた。山仕事や
農作業用のものや、食器を入れるためのものなど用途は様々。編み方も、細長く切った
つるなどを密に編んだござ目編みや、編み目が六角形になる六つ目編みなど種類が多い。

「和装工芸かごや」（東京）では、ヤマブドウやクルミ、サクラなどを材料にしたオリジナルの
かご約２００点をそろえている。２万〜３万円台の商品がよく売れるという。

　特に人気なのがヤマブドウの買い物かご「まちこ」（２万７３００円）。かごにすっぽり収まる
内袋が付いている。裏表使え、一方が花柄、もう一方が水玉模様。その日の気分で柄を
変えられる。着物はもちろん、ジーンズやワンピースなどの装いに合わせて持っても
違和感がない。

店長の阿部里海（さとみ）さんによると、水にぬれた時は布でふき、風通しのよい所に
置いておく程度で、特別な手入れをする必要はない。「使うことが、一番の手入れ方法。
最初はごつごつしていても、使っているうちに手の脂でつやが出て滑らかな風合いに
なってきます」と話す。

使い込んで黒っぽくなるとシックな印象となり、秋冬にも使いやすく、コーディネートの
幅も広がる。取っ手や底が壊れても修理ができ、親子２代で使い続ける人もいる。

全国各地の民芸品をそろえる「備後屋」（東京）でも、ヤマブドウのかご（４万５０００円）、
アケビのかご（２万９００円）など、山形や秋田などで作られた素朴な味わいの商品が並ぶ。
手作りで、高めの価格だが、長い間使い続けることができる。「最近は２０歳代の客が目立つ。
同じ素材でも、１個ずつ印象が違い、自分だけの品という愛着を持てます」と岡田芳宗社長は話す。

　あい染めや木工品など日本の手作りの品を紹介する季刊誌「ｎｉｄ（ニド）」（エフジー武蔵）は、
今春発売の第７号でかごを特集。編集長の田島可奈子さんは「幼いころから外国製品に
囲まれている３０歳前後の女性にとって、流行に左右されない、伝統的なかごが『シンプルで
かっこいい』と映るようです」と話す。

田島さんも通勤などにかごを愛用している。「底の幅が広くしっかりしており、
中身が整理しやすくて便利」という。Ａ４判サイズのファイルや弁当箱、ペットボトルなども
入れやすい。手ぬぐいやハンカチをかぶせると中身が外から見えない。家でも、花や野菜を
入れたり、雑誌入れにしたりと、インテリアとしても使えるという。

YOMIURI ONLINE（読売新聞）　08/07/24
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/20080724ok01.htm?from=os2
▽画像
カラフルな柄の内袋付きのかごが人気を集める（和装工芸かごやで）＝前田利親撮影
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/photo/OK20080724083922223L0.jpg
ヤマブドウ（左）とアケビ（右）など、材料によって手触りや色合いも大きく異なる（備後屋で）
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/photo/OK20080724083816060L0.jpg

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シフォン系の服とあわせるとびっくりするぐらい攣れて一気にお釈迦だお（　＾ω＾）

紙紐でいいんじゃね？

素材が竹で良ければ中国製のが問屋で1/100のお値段。(注文単位１個〜)

エビヅルならあるんだがな