<「虎の子3兄弟マシュマロ」−虎ノ門のせんべい店で「癒し系」菓子人気に>
虎ノ門のせんべい店「きや」(港区虎ノ門1、TEL:ソース参照)で、
虎ノ門の地名の由来といわれる白虎をイメージした「虎の子マシュマロ」が人気を集めている。
「きや」は昭和23年創業の老舗で、店名は江戸時代から続く酒屋だった本家の屋号「木屋」から。
元々は豆を売っていたが、戦後の復興が進むのと並行してせんべい店へと衣替えした。
創業時は民家の多かった虎ノ門も、官庁の多いオフィス街となり、昔からの店舗は次々と撤退。
「現在も残っているのはうちとそば店の『砂場』さんくらい」と同店二代目の森田徹さんはいう。
街の変化とともに客層もOLや会社員が多くなり、購入の目的も客先などへの進物用が増えた。
「若い人にも食べてもらえるように」と、昔ながらのせんべい以外にも新製品や季節ものの開発
にも力を入れてきた。有機米を使用するなど材料と製法にこだわった味に固定客が多く、
売り切れになる商品もある。「虎の子3兄弟」のマシュマロは、「虎の門の名物をつくりたい」という
森田さんの思いを実現したもの。「近隣のOLさんに喜んでもらえるよう、かわいいものにしたかった」(森田さん)。
虎ノ門は皇居周辺に数ある「門」の1つ。明治6年(1873)に撤去され、現在は門跡の一部が
文部科学省脇に残るのみとなっている。この門の名は、獣神を配する四神思想(しじんしそう)
によるものいわれ、江戸城の西に位置する虎ノ門は、西の獣神「白虎」にちなんだ名という
(港区)。森田さんはその白虎をイメージした菓子をつくろうとしたが、素材に選んだマシュマロは
形成しにくく、商品化に5年の月日がかかった。
出来上がった「虎の子マシュマロ」は、「素材上、猛虎ではなく『癒し系』になった」(森田さん)が、
そこがOLらに「かわいい」と受け、人気商品となった。種類は白のほか、ピンクと黄色があり、
それぞれ中にチョコレート、イチゴジャム、ブルーベリージャムが入っている。価格は1個158円。
営業時間は9時〜19時。土曜・日曜・祝日は休業。7月15日まで、送料割引サービスを行っている。
ソース引用元:新橋経済新聞
http://shinbashi.keizai.biz/headline/391/ 白虎、桃虎、黄虎の「虎の子3兄弟」。西の獣神「白虎」の白、女性の好きなピンク、虎らしく黄色で3色となった。
http://shinbashi.keizai.biz/img/headline/1215581405_photo.jpg ※ご依頼いただきました。