【お疲れさま/静岡】おでんの味　守り通した50年［08/06/27］

青葉おでん街の古株「愛ちゃん」を営んできた夫婦が、今月いっぱいで店に立つことを
やめる。静岡市の中心部に延びる青葉通りに、屋台を出してから半世紀。
テレビやグルメ雑誌で「しぞーかおでん」がにわかに脚光を浴びる中、おでん街で
同じ店構え、同じ味を守ってきた夫婦が、赤ちょうちんを譲り渡す。

日曜夜、カウンター１０席だけの店内は、東京から来た年配の女性や若いカップルで
満席だった。「大根おかわり」。客の注文に、店主の石浜昭而（しょうじ）さん（７６）
は「おいしいでしょ」とほほえみかけ、妻のすずさん（７４）が真っ黒いだし汁の中から、
よく煮えた大根をすくい出す。

昭而さんが客の相手をする間、ヘルニアを患うすずさんは丸いすに腰掛けている。
「そろそろかな」。２人は店を知人に引き継ぐことを決めた。

２人は５７年８月、９万円でリヤカーを買い、青葉通りに屋台を構えた。１０カ月前、
長女の愛子さんを授かったばかり。「みんなから愛されるように」。
長女の名に込めたのと同じ思いで、「愛ちゃん」と名付けた。

当時は６０軒近い屋台が並んでいた。すずさんは愛子さんをおぶりながら店に立った。
屋台のテントに雨水がたまれば、客と一緒に柱を支えながら、おでんを出し、コップ酒を
ついだ。

６８年、商店街の開発で立ち退きを迫られた。おでん屋を続けたいという屋台仲間と、
近くの袋小路に青葉おでん街を開いた。

青葉通りかいわいは、かつては工場が多く、映画館はレジャーの王様だった。
つなぎ姿の客や、映画の開演前に酒を一杯だけあおるなじみ客。次第にネクタイ姿の
サラリーマンが増え、雑誌やインターネットを見たという客が来るようになった。

「昔は１人の客が多く、客同士が仲良くなった。最近は集団で店に来て、
他の客との交流が減った。おとなしい人が増えたね」と昭而さん。

これまで長く店を閉めたのは一度きり。０６年秋、すずさんが自転車で転んで腰を痛め、
４０日間休んだ。店先に休業を知らせる紙を張ると、
「早く元気になってね」「けがに負けないで」とぎっしりと書き込まれていた。

ともに青葉おでん街を開いた店は次々と入れ替わった。
今残る、屋台時代からの仲間は３軒だけだ。

所々はがれた壁紙に囲まれ、ほろ酔いの客が思い出を語り、仕事の悩みを打ち明ける。
２人にとっては、屋台時代から変わらない光景だ。
常連の男性客（６４）は「行くとこなくなっちゃうよ」と繰り返す。

そう願ったように、みんなに愛されたまま、引退の日を迎えられそうだ。
「支えられてここまでやってこられた。感謝の気持ちでいっぱい」。
２人は顔をくしゃくしゃにして笑う。

ソースは
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000806270005
カウンターの中でおでんの様子を確認する石浜昭而さん（手前）と、手伝うすずさん
http://mytown.asahi.com/shizuoka/k_img_render.php?k_id=23000000806270005&o_id=3533&type=kiji.jpg

静岡おでん

黒はんぺん

牛すじ

粉だし粉

青のり

しぞーかおでん

乱れる日本語

静岡おでん　　　
よく駄菓子やで食べてたなー

汚い出汁だなぁ…

スポンジみたいなハンペン初めて食ったとき吐きそうになったわ
やっぱイワシのすり身が本当のハンペンでしょ

おいしいよね

うまいか？
関西風おでんや福岡の屋台おでんを食べて育った俺にはただ醤油辛いだけ。
なんかやたらと盛り上げてるけどそれほどうまいとは思えない。

>>3
静岡弁だよｗ

金沢で食ったおでんはレベルが高かった。

静岡のおでんは酒のつまみじゃないんだよ、
駄菓子屋で子供が食べるものだったんだ。
飲み屋にあるのは不味い。

>8
間違えて汁飲んだんだな

満足な人生を歩んだ人なんだろうな
本当にお疲れ様でした

お疲れ様。


下北沢の店がテレビに紹介されてて、結構盛況してたな。町田にもあったりして、意外に知名度が高いのには驚いた。
反面、名古屋方面では「静岡おでん」を聞いたことない。やはり味噌をつけるから流行らないのだろうか。

50年か・・・すげーな。とにかくお疲れ様でした

店主の髭が歴史を感じるね
お疲れ様です！！

> 昭而さんが客の相手をする間、ヘルニアを患うすずさんは丸いすに腰掛けている。

ヘルペスかと

青葉周辺が昔工場が立ち並ぶところだったなんて知らなかった。


１８まで静岡で暮らしたが

>>1
昭和の一コマそのものだな。


お疲れ様でした。

>>8
醤油で黒くなっているわけではない。
出汁に使われた「牛すじ」の影響。