長浜農業高(長浜市)の食品科学科の生徒たちが、米原市産のトマトを使ったカレーパン
「とまらんのじゃー」を、米原市商工会女性部と共同開発した。十五日から販売する。
昨年八月、商工会から近江地区のトマトによる特産品づくりを依頼され取り組み。
ドーナツやスパゲティも試した末、相性がいいカレーとの組み合わせで手軽に食べられるパンにした。
トマトをカレーと煮込んでペースト状にした上、角切りも加えトマトの風味と食感を出す工夫をした。
商品名は「食べ出したら止まらない」の意味を込めて命名。
PR用に「トマト顔」の戦隊キャラクターも考案し、イラストを商品ラベルにあしらった。
一個百五十円。三年の和田君(17)は「地域の盛り上がりに役立てたら」と自信作を売り込む。
十五日午後四時から同市役所山東庁舎前で販売。今後、校内の販売所や各地のイベントでも売る。
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080603/CK2008060302014521.html