【ボランティア】笑って癒やす 入院患者を励ます「出前寄席」/兵庫・養父市

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1白夜φ ★
<笑って癒やす 「出前寄席」>

養父市の公立八鹿病院で、入院患者を励ます出前寄席が開かれている。
但馬のアマチュア落語家たちが、笑いで健康回復を後押ししよう、とボランティアではじめた。
人気のない、休日の病院の昼下がり。
パジャマ姿で集まる患者の間から笑い声が波打っている。
 
出前寄席の誕生は、入院患者に笑いのひとときを、と病院側が地元で活躍する春歌亭丹馬さんに
依頼したのがきっかけだった。開催は奇数月の第2日曜と決め、05年9月からスタートした。
 
17回目となった11日は、丹馬さんのほか、迷探亭小ん南さんと女性の尼乃家河鹿さんの
3人が出演した。あでやかな着物姿で順番に高座にあがり、ツボを押さえた話の運びと落ち
着いた身のこなしで観客を笑いの世界へ引き込んだ。介護が欠かせないお年寄り患者も
車いすで訪れ、ベテランたちの話芸を楽しんでいた。
 
会場づくりも寄席の趣向が凝らされ、公演が1時間を超えても飽きる人は見あたらなかった。
入院が20日間を超えたという男性患者は「楽しかった」と、笑顔を残して病室へ戻った。

asahi.com 2008年05月12日
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000805120004

入院患者を楽しませている出前寄席=養父市の公立八鹿病院
http://mytown.asahi.com/hyogo/k_img_render.php?k_id=29000000805120004&o_id=5279&type=kiji.jpg