県は17日、2007年度の県民健康・栄養調査の結果を発表した。
日常の食生活を尋ねる質問では、男性の52%が「食べるのが早い」、
女性の47%が「1日の中で夕食の量が1番多い」と回答。県は結果を
分析し、メタボリック症候群対策で4月から市町村などが行う「特定健診・
保健指導」などに生かしてもらう考えだ。
食習慣について「普段の食生活に当てはまると思うこと」を選択肢から
選んでもらった(複数回答可)。男性は2番目が「夕食の量が1番多い」
(50%)で、「めん類をよく食べる」(38%)が続いた。女性は
2番目が「間食をする」(40%)、次いで「食べるのが早い」(37%)
の順だった。
調査ではこのほか、20−40代の野菜の摂取量が、県の健康増進計画
「健康グレードアップながの21」の目標値(1日当たり350グラム)に
対し、女性で23−17%、男性でも12−6%不足していることが
分かった。また、女性の40%、男性の27%が健康食品や栄養補助食品・
飲料などを「日常的に利用している」と回答した。
調査は3年に1回行っている。今回は昨年8−10月、県内35地区を抽出し、
アンケートによる意識調査や身体測定など4種類の調査を実施。それぞれ
1031−1271人が参加した。結果は本年度改定する「健康グレードアップ
ながの21」に反映させる。
信濃毎日新聞 4月18日(金)
http://www.shinmai.co.jp/news/20080418/KT080417ATI090010000022.htm