群馬交響楽団は3月23日、同楽団をモデルにしたオリジナルグッズ「オーケストラだるま(仮称)」を発売する。
「オーケストラだるま」は、「白だるま」にえんび服の図柄と指揮棒や楽器を描いたもので、
「指揮者だるま」には今までだるまに描かれたことのない「手」も描かれている。
製造を担当した「吉田だるま」の吉田みゆきさんは
「当初デザイナーにデザインを依頼したが、そのままのデザインで量産するには無理があり、
現場でデザインを練り直した。デザインのポイントは誰が見ても『演奏者』とわかること」と、
えんび服と楽器をデフォルメし「白だるま」に載せた。
吉田さんは、同楽団から「オーケストラだるま」のプロトタイプ制作の依頼を受け、
「頭に浮かんだ楽器のひとつにサックスがあり、描いてしまった後で『群響』に
サックス奏者はいないと気づきトランペットに変更した。また、指揮棒だけで
指揮者を表現するのは困難だったことから、描いていいものかどうかわからなかったが
通常のだるまにはない手を描くことになった」と制作秘話を明かし、「『オーケストラだるま』の制作には
通常のだるま作りの3倍の時間がかかるため、本格的に量産する場合にはさらなる工夫を要する」と、
「オーケストラだるま」の初出荷を前に今後の生産について思いを巡らせている。
一方、同楽団担当者は「高崎みやげや演奏会の記念という需要だけでなく、
『音大合格祈願』や『腕前上達祈願』の需要が見込めるのでは」と期待を寄せる。
吉田さんの手で制作された「オーケストラだるま」(高さ約12センチメートル)は指揮、
バイオリン、トランペットなど5種類、合計30個。これらすべてを3月23日、「すみだトリフォニーホール」で
開催する「群馬交響楽団東京公演」で販売する。価格は未定。
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