動物医薬品事業などを行う共立製薬株式会社が咋年12月1日より、新たな
社内規定として開始した「ペット扶養手当(犬、猫対象)」が好評のようだ。
昨今のペットブームによる影響もあって、日本における犬・猫の数が人間の子供
(15歳未満)の数を上回り、飼い主のペットに対する意識が「愛玩動物」から
「家族の一員」というものへと大きく変化。一方で、捨てられるペットが増加し、
年間で約31万頭もの犬猫殺処分やペットへの虐待など、ペットに対する飼育義務の
希薄が問題視されているというのが現状だ。
同社では、このようなペット業界の現状を受け、企業理念である「人と動物と環境の
共生をになう」に基づき、社員への扶養義務の啓発、人間と動物とのよりよい
共生環境を目的に扶養手当を開始。
今回のペット扶養手当は、社員の間からも好評のようで、新たに犬や猫を飼う
ケースも増える見込みだという。
社員数290人の中で、扶養手当の対象は、犬を飼っている52人と
猫を飼っている30人。いずれも一ヶ月1000円の手当てがペットの写真と年齢、
名前を提出する自己申告制で、申告に基づいて支給される。
同社はペット扶養手当について、「将来的に、このような制度がペット業界だけでは
なく日本中の企業に拡がっていってほしい」と語っている。
ソースは
http://www.petwalker.jp/news/story.php?sNum=799 依頼を受けてたてました。