商店街ソング人気じわり ラップ調で軽快に
板宿本通商店街(神戸市須磨区)のキャラクターである「いたやどかりちゃん」と商店街の
テーマソング「いたやど商店街ソング」が地元で評判となっている。商店街の有線放送で
流したところ、問い合わせが続出。大人から子どもまで鼻歌交じりで口ずさむなど、
深く静かに浸透中だ。
いたやどかりちゃんは、同商店街のアーケード(殻)を背負ったヤドカリ。昨年四月に
本格デビューした。看板や垂れ幕、店の値札などに登場し、パンやせんべいなどの
キャラクター商品も生まれるなど、知名度は上昇。商標登録も出願している。
商店街関係者らが作詞作曲、編曲を担当。メーンボーカルは女性で「いた/やど/
いたやどかりちゃん」のフレーズをラップ調で繰り返すなど、軽快な仕上がりになっている。
今月上旬、商店街の有線放送で予告なく放送。曲を知らない店主らは最初は戸惑ったが、
買い物客の反応は上々。「誰が歌っているの」「歌詞を教えて」などの問い合わせが
各店に殺到した。いまでは、歌が流れ出すと、下校中の小学生から高校生、孫と訪れた
年輩の人まで、世代を超えて親しまれるほどの人気だ。
歌詞はホームページ上で公開しているが、曲の試聴は見合わせており、同商店街振興組合の
増田昇弘さん(55)は「一度聴いたら耳に残るはず。商店街に足を運んでぜひ聴いて下さい」
と話している。(土井秀人)
画像
パンやせんべい、歌にまでなったいたやどかりちゃん
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/Images/00851753.jpg いたやど商店街ソングの歌詞
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/Images/00851752.jpg 神戸新聞 2/26 11:01
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0000851751.shtml