今年は、世界動物園水族館協会(WAZA)などが提唱する「国際カエル年」。
多摩動物公園(日野市程久保)など都内の四つの動物園・水族園でつくる
東京動物園協会は年間を通し、カエルについて来場者に知ってもらう活動を展開する。
この一環として、29日から、多摩動物公園などの園内に東京都の白地図を設置し、
来園者に参加してもらって“カエル目撃マップ”を作製するイベントを始める。
同園、井の頭自然文化園、上野動物園、葛西臨海水族園で作る同協会は1月、
カエル年に合わせ、両生類が暮らせる環境保全に力を入れるため「国際カエル年
活動宣言」を発表した。宣言は〈1〉4園の飼育経験を生かした種や系統の保全
〈2〉イベントを通した来園者への啓発〈3〉国内外の関係機関との協力〈4〉カエルに
関する調査・研究――の四つの柱に基づき活動することを定めている。
06年に国内で飼育下のカエルが生息に大きな影響を与える「ツボカビ」に感染した
例が確認されているほか、水田の減少などでカエルの生息環境が悪化している
ものの、一般にはまだ知られていないことが宣言発表の背景にある。
4園は50種類以上の両生類を飼育している。多摩動物公園は、一般公開はしていない
がヤマアカガエル=写真、同園提供=の飼育・繁殖活動を続けている。
これは、野生での絶滅という最悪の事態に備えた「箱船計画」といえる取り組みだという。
カエル目撃マップ作りは29日、多摩動物公園の昆虫園トンボ本館内に掲示される
予定で、来園者は自分がカエルを見かけた場所にシールを張ることが出来る。
マップは、ほかの3園にも設置され、集まった目撃情報は、都立動物園・水族園の
公式ホームページ「東京ズーネット」(http://www.tokyo‐zoo.net/)で
公開する予定だ。
同園は「かつては身近だったカエルの生息数は減少しており、イベントを契機に多くの
人に目を向けてもらいたい」と話している。
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【国際カエル年】
2007年、世界各国の動物園などが加盟しているWAZAと、国際自然保護連合
(IUCN)が制定した。カエルなど両生類のうち32%もの種が絶滅の危機に
さらされたりしている現状を広く理解してもらうのが目的。さらに、うるう年の
2月29日を、「国際カエルの日」としている。
YOMIURI ONLINE(読売新聞) 08/02/10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080210-OYT8T00634.htm ▽画像
(※カエルの画像です。可愛いですが苦手な方はご注意ください。)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20080210-1183832-1-L.jpg ▼関連リンク
||| 動物園ファンのサイト ||| TokyoZooNet |||
http://www.tokyo-zoo.net/ >>1 ありがとうございます
>>5 すみません、画像を貼るように記者のひとに要求、依頼したのは私です
気分の悪くなった方みなさん、申し訳ありませんでした
小さい頃によくカエルを手のひらにのせて遊んだりしてたので
カエルは誰にとっても可愛いものだという思い込みがありました
今後は気をつけるようにしますね