都心でも雪が降ったり厳しい寒さが続いていますが、立春を迎えて暦の上では
春になりました。お店のウインドーにも春の装いが並び、春夏の新しいシューズが
気になるところですね。2008年春夏はヒールに要注目です。
「マークジェイコブス」のシューズは目を見張る一品です。かかとにヒールはなく、
シューズの概念を覆すアーティスティックなデザインで、まるで宙に浮いて歩いて
いるように見えます。斬新なだけではなく、洗練されたデザインがシューズの進化を
予感させる作品になっています。
また、「ミュウミュウ」では、シアターをテーマに劇場の柱や扉の取っ手などを
イメージしたヒールが、中世のロココ、バロック時代を思い起こさせるさせるアートな
デザインです。
そのほかに面白いのが、ジルサンダーのサンダル。甲とアンクル、ヒール部分は、
都会のビルからインスピレーションを得たデザインで、計算しつくされた構造の美しさを
表現しています。
今シーズンは、シューズそのものの形を大きく変えたデザインが多いというのが
特徴です。ヒールの形一つ取っても驚きの連発ですから、これからはシューズから
目が離せそうにありませんね。手持ちのワードローブに一ひねりしたアーティスティック
なヒールのシューズを合わせるだけで、トレンド先取りのおしゃれなスタイルに変身する
はずです。
FujiSankei Business i. 08/02/10
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