14日のバレンタインデーを前に、各地のショッピングセンターやデパートのチョコレート売り場が
活気づいている。手ごろなものから高級なものまで。さらには、和菓子店ではあんを使った新たな
味覚も。さて、あなたの好きな人や気になる人には、どれを贈りますか。
松本市中央のカタクラモールでは1月20日から特設売り場で、チョコを販売。都内のホテルなどが
つくる1000円以上の高級チョコを中心に出足がよく、2月初めごろには売り切れになる商品もあった
という。
女性担当者は「紅茶のチョコは風味が良いと人気で、すぐに売り切れてしまった。好みがあるので、
最近は味を確かめる意味でも自分用に買う人が多い」と話す。
義理チョコや、友達と交換するための“友チョコ”用に、300−400円の商品の売れ行きが伸びており、
目ぼしい商品は売り切れが近いという。
一方、和菓子どころの飯田市では、和菓子店が手掛ける商品が出始め、チョコが苦手な男性向けに
喜ばれている。
あんを白いチョコで包んだ「巣ごもり」で有名な「いと忠」(同市上郷飯沼)は昨年から、ハート形の
巣ごもりセットを発売。洋酒入りのあんは、大人の味で幅広い層から人気だ。横前忠幸社長は
「バレンタインは和菓子にはあまり関係ないと思っていたけれど、試しに販売したら大好評。チョコと
あんの相性はよく、定番にしたい」と話す。
「船橋屋」(同市山本)はハート形やチョコ入りのどら焼きがヒット。今年から、チョコきんとんや
ハート形の柿ジュレを始めた「田月」(同市伝馬町)の城田茂社長は「お客さんの要望です。さらに
新商品を開発したい」と新規開拓分野に乗り気だ。
ソース(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080211/CK2008021102086674.html 写真=バレンタインデーがせまり、売り切れ間近の商品もある売り場
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080211/images/PK2008021102186857_size0.jpg