上田市大屋の大屋幼稚園が昨年10月の運動会で手紙を付けた風船を飛ばし、
拾った千葉県我孫子市の農業祐川(すけがわ)さん(73)からえとのネズミの
形をしたドングリの飾り物などが届いた。両市は直線距離で約170キロ。
園児たちは遠くの「おばあちゃん」からのプレゼントに喜んでいる。
年長組の園児約40人が「拾われた方はお便り下さい」とのメッセージや幼稚園の
住所を書いた手紙を添えて飛ばした。
数日後、「近くの田んぼでせがれ(長男)が見つけてきた」という祐川さんから
早速手紙が届いた。やりとりが始まり、園児たちが昨年12月に手作りの
クリスマスリースを贈っていた。
お礼に届いたドングリの飾り物は約20個で、接着剤でドングリに黒いビーズを付け
ネズミの目を表現している。年長組の吉田ちゃん(6)は指でつまみながら
「かわいがって遊びたい」。クチナシの実で作った魚、松ぼっくりの破片の飾り物の
計約80個も届いた。
祐川さんは「作るのに4、5日かかったけれど、子どもたちの笑顔を思うと
楽しかった。『元気かなー』って、今では長野の天気予報も見ています」
と話している。
ソースは
http://www.shinmai.co.jp/news/20080129/KT080128GAI090005000022.htm 祐川さんから贈られた、ネズミの形をしたドングリなどで遊ぶ園児
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT080128GAI0900050000221.jpg 依頼を受けてたてました。