「三木鉄道 運びつづけた 夢と希望」-。三木鉄道の車両を貸し切って、
地元スポットや名産を題材にした「三木郷土カルタ」で遊ぶ会が二十七日あった。
廃線まであと二カ月。幼児から小学生まで二十四人が、貴重な空間でのひとときを
楽しんだ。
「車内で誰にも気兼ねなく遊び、子どもたちに三木鉄道の思い出をつくってもらおう」
と、旧市街を中心とする幼稚園や小学校、子育てサークルの保護者らが企画した。
かるたは昨年、青年会議所がふるさとの魅力をあらためて認識しようと制作。
三木鉄道のほか、沿線の法界寺などが読まれている。
まず、三木-厄神間を往復する車内で、子どもたちが制服を着てアナウンスを体験した。
続いて、車内の床にござを敷いてかるた大会を開始。かるたが読み上げられると、
子どもたちはわれ先に絵札を取り合った。その後、タコやナスを材料に使った郷土料理
「鍛冶屋(かじや)鍋」の弁当を食べた。
三木市立自由が丘小学校三年生、衣川さん(9つ)は「鉄道の車内でこんなに遊んだのは
初めて。かるたにも、三木のことがいっぱい出てきて楽しかった」と笑顔だった。
企画した長尾さん(34)=岩宮=は「子どもたちの喜ぶ顔が見られて満足した。
今日のことを思い出の一ページとして大切にしてくれればうれしい」と話していた。
ソースは
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0000816632.shtml “三木鉄道の車内で「三木郷土カルタ」を楽しむ子どもたち”という画像は
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/Images/00816633.jpg 依頼を受けてたてました。