園児が「元気」届ける 介護施設訪問 浦和ひなどり保育園
さいたま市桜区の浦和ひなどり保育園(丸山和彦園長)の園児46人が、同区の介護老人
保健施設「うらわの里」を訪問し、お遊戯や寸劇を披露した。集まったお年寄り約50人は
「元気をもらった」「触れ合えて嬉しかった」などと笑顔で話していた。
訪問は今年で4回目。地域のお年寄りと交流しようと、同保育園が提案した。今回は4歳と
5歳の園児が参加し、約1時間にわたって交流した。
寸劇「桃太郎」では、男の子が「桃から生まれた桃太郎」とたどたどしい口調で話すと、
お年寄りたちから笑い声と温かい拍手が起こった。最後には、手作りの紙製メダルを
園児がお年寄り一人ひとりの首に掛けた。
お年寄りたちは、園児に「いくつ」「元気にね」「雪が降ってるから転ばないでね」「風邪引いちゃ
だめよ」などと話し掛け、握手などを繰り返していた。
同施設を利用する鵜飼松子さん(86)は「みんなかわいくって。子どもと触れ合う機会がなかなか
ないので本当に嬉しかった」と笑顔で話していた。
写真 お年寄りたちが園児と触れ合った=さいたま市桜区の介護老人保健施設「うらわの里」
http://www.saitama-np.co.jp/news01/27/17l.jpg 埼玉新聞
http://www.saitama-np.co.jp/news01/27/17l.html