レンズを使わずピンホール(針穴)を通った光でフィルムを感光させて写真を撮影する
ピンホールカメラを使った「誰でも写せる針穴写真」室内撮影会が16日、
紋別市立博物館で行われた。紋別ピンホール写真クラブ(池澤康夫会長)が主催し、
会員や市民12人が参加。博物館にある思い思いの被写体にピンホール写真機を向けていた。
参加者は写真クラブで用意したカメラを利用。これはレンズを外しそこへ針穴を開けた
キャップを取り付けたもの。館内にある花や、枯葉、流木、浮き球などをカメラの前に
置きライトをあてていた。十分な時間をとって針穴へ光を入れてることで次第にカメラの
なかのフイルムに感光していく。
池澤会長や森下隆さんなどクラブのメンバーの指導で撮影に挑戦。「動きのあるものが
うまく写りませんが静止しているものは大丈夫。十分な露出時間をとることです」などと
指導を受けた。
参加者の1人は「今のデジカメの写真は解像度がどんどん上がり、実際の人間の目で
見る以上に鮮明。鮮やか過ぎることがストレスともなっているのかもしれません。
ピンホールで撮った写真はなぜかやさしく、心を癒してくれます。人間の目で感じた
ように映し出してくれる心地よさでしょうか」などと話していた。
ソースは
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/071221_4.htm “被写体に向けてピンホールカメラを向け”という画像は
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/071221_3.jpg 依頼を受けてたてました。