庄内浜の魚を使った料理の普及などに取り組む「庄内浜文化伝道師」の第2次認定選考会が8日、
酒田市総合文化センターで開かれ、第1次選考会(筆記試験)を突破した21人が、マダラを使った
調理実技試験に臨んだ。
伝道師の認定は、地産地消の推進を目的に県が初めて企画。伝道師は、各地で開かれる料理教室
で講師を務めたり、庄内浜に関する文化のPRを行う。
調理師免許を持っている人は2次試験が免除され、この日の選考会には、1次試験合格者のうち21人
が出席、1時間の制限時間内に各自1品を調理した。地元のシェフや県漁協関係者ら6人が審査委員を
務め、魚をさばく技術や料理の味などを採点した。
なじみのどんがら汁をはじめ、マダラのパイ包み焼きやコロッケ、牛乳煮込みなどの変わり種もあり、
審査委員長を務めた市内のレストラン欅(けやき)総料理長の太田政宏さんは「それぞれ工夫を凝らし
ていて、想像以上にレベルが高かった。初めて出合う味もあった」と話していた。
2次試験の合格者は「庄内浜文化伝道師」に認定され、今週半ばまでに通知が届く。14日に県庄内総合
支庁で認定証授与式が行われる。
ソース
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200712/09/news20071209_0129.php