【くだもの】南国果実を特産に　ドラゴンフルーツなど栽培／和歌山・串本町

串本町上野山の花き団地で農家の２人が今年から、ドラゴンフルーツ（サボテン科）やマンゴー
（ウルシ科）など南国果実の栽培を始めた。本格的に収穫できるのは来年秋。
２人は「本州最南端の南国果実として売り出したい」と意気込む。

串本町の薮根さん（63）と同所、松本さん（37）。薮根さんは６年前から、松本さんは５年前に
始めた親と一緒に、花き団地のハウスでイチゴを栽培しているが、手が掛かり、あまり収益が
上がらないことから転作を決意した。全国的にブームになっている南国果実に目を付け、
町内で南国果実の普及を目指す町おこしグループ「串本里造都（リゾート）クラブ」の芝田啓三
会長（79）に習って栽培を始めた。

南国果実の国産は、輸入産と違い、完熟で収穫できることから甘みがあるのが特徴。
近年、沖縄や九州などで多く栽培されているが、本州では少ない。

薮根さんらは本州最南端の温暖な土地に加え、ハウスを利用して取り組めるとあって、将来
有望な農産物と考えている。

特に力を入れるのはドラゴンフルーツ。薮根さんは６月、３種類の苗約80本を購入し約４００
平方メートルのハウス内に植えた。そのうち１本が、握り拳ほどの大きさで朱色の実を数個
つけている。松本さんも苗を購入して準備。近くハウス内に植える予定という。

２人は今後、ほかの種類も調べ、栽培方法を研究しながら、種類や数を増やす計画。
来年秋には販売できるようにしたいという。

ドラゴンフルーツ以外に、マンゴーとパッションフルーツ（トケイソウ科）も栽培する。
「串本の特産品になるように育てたい」と薮根さんと松本さん。

芝田会長は「南国果実の中でもマンゴーはよく知られるが、ドラゴンフルーツはあまり知られて
いない。本州でドラゴンフルーツといえば串本と言えるように栽培数を増やし、アピールできれば
と思う」と期待する。

ドラゴンフルーツ　中米原産のサボテン科の多肉植物。花は月下美人に似ている。
実はあっさりした甘みがある。

※一部住所氏名を省略いたしました。

AGARA紀伊民報　'07/08/31
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=130842

画像：ハウス内に植えられたドラゴンフルーツ。「串本の特産品になるよう育てたい」と薮根さん
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/newsphoto/1308421.jpg

2ドラゴン

食ったものが悪かったのかあまりおいしくなかったけど
売れるのかな

気の早い農家の皆さんが、もう温暖化対策をはじめてます

ドラゴンフルーツは正直微妙。

まだまにあうよ！よく考え直して。

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