神奈川新聞 2007/05/23
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiimay0705341/ 写真 飼育係からミルクをもらうアカカンガルーの赤ちゃん「ハシロウ」=よこはま動物園ズーラシア
http://www.kanaloco.jp/images/uploads/070523_zoo_thumb.jpg ※電話番号を省略してあります
ケガをしたカンガルーの赤ちゃん、ミルク与えられすくすく/よこはま動物園ズーラシア
横浜市旭区の「よこはま動物園ズーラシア」で、カンガルーの赤ちゃんに飼育係がミルクをあげる
様子が公開されている。けがの治療のために人工保育中で、おいしそうにミルクを飲む愛くるしい
表情が人気を集めている。
飼育係から愛情をたっぷりと注がれてすくすく育っているのは、生後半年の雄のアカカンガルー
「ハシロウ」で、体長約30センチ、体重は2キロを超す。4月末、母親のおなかにある育児嚢(のう)と
呼ばれる袋から落ちて右腕の骨を折るアクシデントに見舞われ、完治するまで職員が親代わりを
務めることになった。 ミルクは1日5回与えられるが、約30ミリリットル入りの哺乳瓶(ほにゅうびん)を
数十秒で一気に飲み干すなど食欲旺盛。ギプスをはめている右腕のけがも順調に回復しているという。
動物園を管理・運営している市緑の協会の落合絵美さんは「カンガルーの赤ちゃんを間近に見る機会は
あまりない。ぜひ見に来てほしい」と話している。
赤ちゃんのけがが治り、カンガルーの群れに戻す7月末ごろまで公開する。毎日午後2時30分から
園内「アマゾンセンター」で。