名古屋港開港百周年マスコットキャラクター「ポータン」のキャラクター商品が、
静かな人気を呼んでいる。ピンバッジ、ぬいぐるみ、クリアファイルなど種類は
さまざま。唯一の取扱店、名古屋港水族館ミュージアムショップ(名古屋市港区
港町一)は「水族館マスコットキャラクターの各商品に勝るとも劣らない売れ筋
商品」と言う。5月下旬には、新アイテムも登場する予定だ。
港区が昨年秋に発行した特別住民票などによると、ポータンは昨年7月の「海の日」
に、美しいさんご礁に囲まれた名もない南の不思議な島からやって来た。性別は不詳。
ことし11月10日に百歳となる。
ポータンは、その愛らしい表情から子どもたちはもちろん、特に若い女性の心も
つかんだようで、あるOL(22)は「見ているだけで癒やされるから大好き」と話す。
名古屋港開港百周年記念事業実行委員会によると、出自が謎めいたところも、
人気の理由の一つという。
キャラクター商品は昨年9月から計12商品で販売を始めたが、ぬいぐるみ(小)、
ミニタオル、トランスファーシールは既に在庫切れ。ピンバッジ、ぬいぐるみ(大)
は追加発注をし、ピンバッジは3月末現在で約830個売れた。
同ショップは「予想をはるかに上回る売れ行き」と驚きを隠さず、新商品を開発中。
今月から新たに、ポータンの図柄入りのグリーンマーカーと、帆船形クリップが
セットのゴルフマーカーの販売を始める。5月下旬からは、パペット人形や髪飾りを、
さらに一部の商品のデザインを一新させて店頭に並べる計画だ。
ポータン商品の人気ぶりに、名古屋港開港百周年記念事業実行委員会は
「認知度が日に日に高まっている表れ」と喜んでいる。
ソースは
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070419/CK2007041902009840.html 静かな人気を集めている「ポータン」のキャラクター商品
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070419/images/PK2007041902110047_size0.jpg