コンビニエンスストアチェーン大手のローソンは19日、割りばしの消費量削減
につなげようと、「自分用はし」の携帯を促す運動を4月から始めると発表した。
高級木材を使った特製はしを制作し、会員カードで一定のポイントをためた客に
プレゼントする。将来的には店頭販売も検討し、ローソンで年間5億膳(ぜん)
が消費されている割りばしの20%削減を目指す。
同業のミニストップも4月、「マイはし」の店頭販売を始め、買い物客に利用を
勧める。割りばしは国内で年間約260億膳が使われており、業界大手が運動に
相次いで取り組むことで、消費量の削減効果が期待されそうだ。
ローソンの特製はしの原材料には、野球バット向けの高級木材として知られる
「アオダモ」を用いた。プロ野球選手にバットを供給しているミズノテクニクス
と協力し、同社の製造過程で「バットに不適格」として廃棄されているアオダモ
を再利用する。
運動の啓蒙(けいもう)キャラクターには、日本プロ野球選手会長で東京ヤクルト
スワローズの宮本慎也選手が買って出た。特製はしは、100円で1ポイントたまる
会員カードで1800ポイントに達した客3000人に贈呈。応募状況をみて、店頭販売も
検討する。
ソースは
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/44073/