◆ほのぼの美人ニュース+ 自治議論スレ[07/03/18]

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73( ´`ω´)φ ★
>>72
>昼間っからニュースサイトを徘徊してるような私はろくなもんじゃありません。
>この時間をリアル仕事に生かせと思います。

労働(働くこと)に価値を置くのは、「キリスト教的モラル」の反映にすぎません。
それは決して自明のことではなく、学校教育等によって「自明なもの」として
刷り込まれた結果だとオイラは思いますです。
そしてそれは宗教改革による「労働に対する考え方」の変化こそがその最たる要因であると。
以下、他のスレに書いたものをもう一度。

ミッシェルフーコーは以下のよう言う。

貧者=理性に反するもの、「労働しないこと」=「神への反抗」=「非理性的人間」
「今や労働は神聖な行為である。その神聖な行為のできない貧者は救済すべき存在じゃない。
慈善事業は罪悪だ。貧困は非難すべきものだ。」という宗教的な道徳感性が生まれるわけである。
つまり貧困は道徳的に悪いことだ、と。「労働しないこと」=「神への反抗」=「非理性的人間」という図式が成立する。
そしてフーコーは経済的な有効性よりも宗教改革による「労働に対する考え方」の変化こそがその最たる要因だ、
というわけである。

見たくないから見ない、気がついても言わない、言ってもきかない。そして破局を迎える。
我々が「自明」であると「刷り込まれているもの」がじつは自明ではないことのなんと多いことか。