百貨店初のフードテーマパークとなる三越鹿児島店(鹿児島市呉服町)の
「三越スイーツ庭園in Kagoshima」が3日、オープンした。甘い匂(におい)に
誘われて午前10時の開場前から500人が並び、期待の大きさをうかがわせた。
初年度で120万人、5億円の売り上げを目指す。
スイーツ庭園は同店7階の全フロア約960平方メートルに、九州初出店を含む
パティスリー(ケーキなどの洋菓子店)8店が出店。
喫茶スペースも150席設けられている。
開店と同時に幅広い年代の女性客や親子連れなどが、一斉にフロアに流れ込んだ。
それぞれ目当ての店に並んだり、一通り見学する客などで混雑した。
一番乗りし、ケーキにに舌鼓をうった鹿児島市の専門学校生柏木さん(19)と
巻木さん(19)は「友達の間でも話題になっていた。ケーキもすごくおいしかった。
何個でも食べたい。天文館にこんな場所ができてうれしい」と話した。
同市の会社員、成池さん(24)も「待ちに待っていた。何度も通って
全店制覇したいです」と笑顔を見せた。
三越は、鹿児島市南部地区に大型商業施設開業が相次ぐことから、集客力アップを
狙い大幅改装に踏み切った。スイーツ庭園のほかに、婦人雑貨や婦人服、日用品などに
新ブランドを投入し、てこ入れを図った。
平正秀店長は「いいスタートが切れた。顧客満足度を上げられるよう頑張りたい」と話した。
天文館地区では山形屋(同市金生町)も7日、婦人服売り場を大幅改装し、
グランドオープンする。
373news.com 07/03/03
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=3147 ▽画像
開店直後から多くの人でにぎわうフードテーマパーク「三越スイーツ庭園in Kagoshima」
=3日午前11時ごろ、鹿児島市呉服町の三越鹿児島店
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