プロスケーターの荒川静香さん(25)が出演するアイススケートショー
「プリンスアイスワールド2007」の記者発表が28日、都内のホテルで
開かれ、荒川さんや共演する本田武史さん(25)、チームリーダーの
八木沼純子さん(33)らが出席して抱負を述べた。
「プリンスアイスワールド」はプロのアイススケート・ショーとして
78年にスタート。90年代には伊藤みどりさんや八木沼純子さんら五輪
出場選手がメンバーに加わり、ショーに花を添えた。03年に観客総動員数が
200万人を超え、04年から出演している荒川さんが昨年トリノ五輪で
金メダルを獲得すると、日本でフィギュアスケート人気に火がつき、
ショーも話題を呼んだ。30回を迎える今年のショーのテーマは「街(タウン)」
に決まり、荒川さんはソルトレーク五輪で4位に入賞した本田さんとの
コラボレーションを披露する予定。
八木沼さんは「街」というテーマについて「アクロバティックな演技や
コメディータッチの演技、チーム全体のシンクロナイズド・スケーティング
などを交えながら、人と人との結びつきを表現していきたい」と話した。
荒川さんは本田さんとの演技について「まだ詳細は決まっていないけれど、
こういう形は初めてなので楽しみにしている」と話した。また、プロ1年目の
昨年を振り返って「プロとしてどうすべるべきかを常に探ってきた。
選手時代は自分が気持ちよければよかったけれど、プロは見ている人を
楽しませなければ。見ている人を引きつける力を身につけたい」と2年目
への抱負を語った。
「イナバウアー以外の新たな技を開発していたら、内緒で教えて」との
質問に、荒川さんは「(この場で話すのと)内緒というのは矛盾していると
思いますけど……」と困惑しながらも「新しい技というか、観客に新しい
楽しみ方を与えられる演技をしたい」と前向きにコメントした。
ショーは4月28日の神奈川・新横浜プリンスホテル・スケートセンターを
皮切りに全国6カ所40公演を予定。チケットは3月3日から主要プレイガイドで
予約を開始する。
ソースは
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/200702/graph/28_2/ 会見に登場した荒川静香さんなど記者会見場の画像(机とか
ポスターとか計64枚)を見たい方は↓
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/200702/graph/28_2/1.html 「プリンスアイスワールド2007」公式サイトは
http://www.princehotels.co.jp/iceshow/