【花だより】今年の桜は遅咲き?寒さで目覚める性質、暖冬で寝ぼけ[07/02/19]

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1やるっきゃ騎士φ ★
例年にない暖冬のため、今年のサクラは極端に早く咲くの? そう思っている人も
多いかもしれない。しかし、ことはそう簡単ではないらしい。

ソメイヨシノなどのサクラのつぼみには、冬の一定の寒さが開花を促進する
「休眠打破」と呼ばれる性質があるためだ。気象庁の開花予想の発表は来月7日
だが、専門家からの「地域によっては開花が遅くなる所もありそう」との予測も
出ている。今冬の暖かさは、サクラにどう影響するか---。

サクラは花が散った後、夏までに翌年の春に咲く花芽を形成し、いったん、
休眠に入る。その後、冬に5度前後の低温にさらされると、眠っていた花芽が
目を覚ます「休眠打破」が起きる。さらに、2月以降に気温が上昇すると花芽が
成長し、花を開かせる。

つまり、冬寒く、春先に気温がぐんぐん上がる気候条件が、サクラの開花に最も
適している。

「平成18年豪雪」と命名されるほどの厳冬だった昨シーズンは、休眠打破が
進んだうえ、春先は一転して暖かくなったために開花は早まった。昨春の開花日は、
東京都心が3月21日(平年3月28日)、大阪市が同28日(同30日)、福岡市が同23日
(同26日)など、関東以西のほとんどの地域で開花が早まった。

一方、今冬は昨年12月の気温が全国的に高く、年明け後も、その傾向が続いて
いる。東京都心では初雪も観測されず、1月の平均気温は7.6度で、大阪市も7.5度。
平年より2度前後も高いところもあり、休眠打破が必要なサクラには厳しい条件と
なった。

開花のメカニズムに詳しい大阪府立大学大学院の青野靖之・助教授(農業気象学)
は、「今シーズンのようにこれだけ暖かいと、南の地域は、サクラの寝起きが
悪いことが予想される。九州では、サクラ前線が福岡から鹿児島へ南下することも
あり得る」と話す。

これに対し、日本気象協会は「12月末に強い寒気が南下し、休眠打破が進んだ」
との前提で、先月29日、東京都心が3月22〜25日、大阪市が同24〜27日、
福岡市が同20〜23日と、いずれも「平年より早い」とし、東北や九州南部で
「平年並み」と、いち早く予想した。

気象情報会社の「ウェザーニューズ」は「『最も早く開花する』や『一部は昨年より
遅い』など、意見が分かれている。記録的な暖冬がどれぐらい影響するかはまだ
結論が出ない」と、悩んでいる様子。同社は週内に予報を発表する予定だが、
ぎりぎりまで天気の推移を考慮するという。

気象庁では今月20日までの気温データがそろってから開花の計算を始め、来月7日に
1回目の予想を発表する。同庁では「地域によっては『休眠打破』が起きて
いなくて、開花が遅くなる所が出てくるかも」と漏らす。

各予想を前に、サクラの名所の長野県伊那市の高遠町観光協会は、「開花にどう
影響するのかが気がかり。それによってまつりの時期も変わってくる……」と気もそぞろだ。
(2007年2月19日16時1分 読売新聞)

ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070219itw5.htm?from=top
2やまとななしこ:2007/02/19(月) 18:24:16 ID:BGsGvsbR
12月にどか雪が降ったが去年の冬も暖冬だろ
3やまとななしこ:2007/02/20(火) 00:49:39 ID:ZmI6zVHa
ソイメヨシノは韓国が起源ニダ
済州島では満開ニダ
4やまとななしこ
まあそんなものであろう。