飯能市宮沢の「レイクサイドパーク宮沢湖」のなかよし動物園で、
プレーリードッグの展示室が改装され、来園者の人気を集めている。
前面の金網部分にガラス二枚をはめ、より見やすくした。
同動物園は「ガラス越しにプレーリードッグと手を合わせるお客さんも多く、
楽しんでいただいてます」と話している。
展示室の改装は昨年十月ごろから職員が手弁当で作業を進め、年末に完成させた。
ガラスは厚さ約一センチ、大きさは二枚とも縦約一メートル、横約二メートル。
従来の金網だけでは、指を差し出すとプレーリードッグにかみつかれる危険があった。
改装により、室内はぐっと明るくなり、ガラス近くの日だまりで遊ぶ姿などが
近くに寄って見られるようになった。園内では新たな写真撮影のスポットとして人気を集めている。
プレーリードッグはリスの仲間で、体長は二十五センチほど。
草原に暮らし、泣き声が犬に似ていることから名付けられたという。
同動物園には現在六匹(推定オス二、メス四)が暮らしている。
エサはリンゴ、ニンジンや、野菜を乾燥させた固形飼料など。
たまに小競り合いをするが、元気に生活している。
同動物園は「春には赤ちゃんが誕生するかもしれない」と期待を寄せている。
http://www.saitama-np.co.jp/news02/03/26l.html 金網に2枚のガラスが装着されたプレーリードッグ展示室
http://www.saitama-np.co.jp/news02/03/26l-1.jpg プレーリードッグ
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