魅惑的な氷の世界で温かいカクテルはいかが−。
苫小牧市錦町2の「屋台通り錦町横丁」に、氷でできた「アイス・バー」が
29日から、お目見えする。
冬ならではの氷のバーは札幌の藻岩山山頂などでも人気。
夜のマチを明るく照らし、歓楽街の話題になりそうだ。
同店は錦町横丁に並ぶ屋台の一つで、店内は約十席。
店内外の壁やカウンター、テーブルも氷でできている。
青白く透き通る氷に青いイルミネーションが反射、幻想的な雰囲気を醸し出し、
二十七日のプレオープンでも道行く市民の目をひいていた。
同横丁を管理する東和商事(苫小牧)の大沢司社長(47)が
「錦町をもっと活性化させたい」との願いから出店を決めた。
提供する飲み物は通常のカクテル類のほか、
ホットカクテルやホットワインなど温かいメニューも。
二軒隣りの「バー・ニューヨーク」から出前し、大半が一杯五百円。
アイス・バーの営業時間は午後七時−午後八時だが、
出入りできる開場時間は午後五時−翌日午前零時。
営業中以外の開場時間は三十分単位(六百円)で貸し切りも行う。
店の営業は「氷が解ける二月半ばまで」と大沢さん。
「一杯飲んだ帰りなど、気軽に利用してほしい」と呼びかけている。
また、子供を対象に昼間の開放も検討中だ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070129&j=0040&k=200701292200