100円ショップで売られているスキレット(鉄製フライパン)、通称「100スキ」が
人気を呼んでいる。ミニサイズなのにダッチオーブン(ふた付きの鉄鍋)のように
焼いたり、煮たり、炊くことも出来る優れものだ。
100スキは鋳鉄製で底の直径が12センチ。重さが約760gあり、ズシリとした
重量感がある。最初はキャンプ好きのアウトドア派が目をつけ、テレビで紹介
されたことで主婦層が飛びつき、今では品薄の状態が続いている。
ネットで愛好家のサイトが開設されたり、使い込んで黒光りした100スキを
自慢する熱烈なマニアもいるほどだという。焼いたり、煮たりするだけでなく、
二つ重ねて使うと蒸したり、いぶすこともでき、例えばオムレツをフライ返しで
返さずに簡単に両面焼き出来る。そのまま食卓に出せるのも人気の秘密のようだ。
昨年12月に出版された「ジュワッと!」でレシピを紹介しているみなくちさんから
「簡単で酒のつまみになるもの」ということで教えてもらったのが「かたまり豚肉の塩がま」
と「骨付きチキンのねぎ蒸し」の2品。豚肉の塩がまは山盛りにした天然塩か粗塩の中に
コショウをまぶした豚肩ロースのかたまり肉を入れるだけ。香りづけのローリエの代わりに、
肉と相性のいいローズマリーやタイム、マジョラムを使うと味に深みが出るという。
実際に作ってもらうと、十分に加熱され塩にすき間が出来たころ、食欲をそそる
いいにおいが漂ってきた。ジューシーで軟らかい肉は、ちょっとしたパーティーで
受けそうだ。豚肉の代わりに鶏モモ肉でもいい。
「次回は100スキで作るお菓子の本も出したい」と話すみなくちさん。
「バレンタインデーにチョコレートケーキを作り、スキレットごとプレゼントして、
食べ終わったら使ってもらうというのもおしゃれかもしれませんね」
省略しています。
●かたまり豚肉の塩がま、●骨付きチキンのねぎ蒸し、の作り方が書いてあります。
ソース全文は
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20070117ddm013100099000c.html