>なんとか帰国できそうな気配ですー。
● まさに「一発」勝負=迷いスカンク、米帰国へ
【モントリオール(カナダ)】
米カリフォルニア州からトラックの荷に紛れて延々5000キロも運ばれ、
カナダ・トロントの野生生物センターに保護されていたメスのスカンクが、
米ラジオ局関係者の協力で「帰国」できることになった。ただし、帰りの道中、
例の激烈な一発を放たない保証はないという。
体重1.8キロのこのスカンクは年末から年始にかけて、
カリフォルニア州からトラック内で飲まず食わずの5日間を過ごし、カナダにやって来た。
ゴム管に入り込んで寝入ってしまい、ゴム管ごとトラックに積まれて運ばれたらしいという。
カナダでは外来性生物を自然界に放つのは禁じられている上、仮にそうしても、
より大きなカナダのスカンクとけんかして死んでしまう恐れがある。かといって
安楽死させるのは問題外として、同センターは米国に連れ戻してくれる協力者を探した。
だが、航空会社や運送業者は、スカンクが道中おびえて例の強烈な悪臭を放つことを
恐れて尻込みしていた。
ようやく、カリフォルニア州のラジオ局関係者が協力してくれることになり、10日以内にも
バッファローかデトロイト近くの米・カナダ国境で、スカンクは引き取られる見通しとなった。
ただ同センター関係者は、カナダに来た時には幸い大きな問題は起きなかったが、
米国に戻る道中にスカンクがその「野生」を発揮しないとは保証できないと話している。
Infoseek ニュース 07/01/20
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/animal/story/20070120afpAFP010610/