早寝、早起きなど生活習慣の堅持を子どもたちに訴えようと京都市右京区蜂ケ岡学区の中学
校長と幼稚園長が共作したオリジナルソング「早ね・早おき・朝ごはんの唄」が同学区内の園児
らの人気を集めている。園児の歌を入れたCDの製作も計画しており、校長らは「地域ぐるみで
習慣を守る大切さを訴えたい」としている。
作ったのは蜂ケ岡中の井上方志校長と夢窓幼稚園の升光泰雄園長。蜂ケ岡学区の保育園、
幼稚園、小中学校が取り組む「早寝、早起き、朝ごはん運動」の一環で、昨夏に井上校長が
作詞、升光園長が子どもに親しみやすいようにと、軽快なリズムの曲を付けた。
歌は3番まで。
1番は「早ね早おき朝ごはん 元気にきょうから『はやくねる』 おばあちゃんが言っているよ
寝る子は育つ『ぐんぐんぐん』 今夜はいい夢見るだろう」と歌う。
2番は早起き、3番は朝ごはんに触れている。
歌は、昨秋に常盤野小で行われた地域イベントで、升光園長が園児や地元住民ら約800人を
前に初披露した。夢窓幼稚園では毎日のように歌っており、園児は「楽しい」「家でみんなで
歌っている」などと大喜びしている。また、ほかの幼稚園などからも歌いたいとの声があったため、
CDを作ろうと、夢窓幼稚園児らの歌の録音も済ませた。
井上校長は「地域でいろんな世代の人に口ずさんでもらえれば」と期待している。
京都新聞電子版
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