【どうぶつ/長野】「いのちゃん」1年2組の一員に:小学校でイノシシ飼育/安曇野市

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1御珠屋φ ★

安曇野市堀金小学校1年2組が同校で雌のイノシシ「いのちゃん」を飼い始めてから
約4カ月がたち、すっかりクラスの一員になっている。毎日餌をやったり、ふんの片付けを
したり。ゆっくり休める小屋も自分たちで建設中だ。児童たちは仲良く来年の亥(い)年を
迎えようとしている。

育てていたオタマジャクシがカエルに成長したのに伴い、「今度は大きな動物を飼おう」
との声が上がった。市内の身体障害者授産施設「幸泉園」から8月、いのちゃんを借り受けた。

周囲を校舎に囲まれた中庭で放し飼いにしている。児童たちは小麦粉やトウモロコシの粉を
混ぜた餌を交代で与える。現在の体長は1メートル、体重は30キロほど。
19日で生後5カ月になる。

休み時間になると、児童たちはいのちゃんと追いかけっこ。「おすわり」も覚えさせた。
おやつのリンゴなどを見せると、いのちゃんは座って背筋を伸ばし、目を細めながら
おやつを見つめる。

「ブラシをかけると気持ち良さそうに目をくりくりさせるんだよ」と吉永さん(7)。
宇留賀さん(6)も「かわいいし、いたずら好き」と話す。

いのちゃんは中庭に面した教室を通り抜け、校外へ出てしまったことがある。
子どもたちは大慌てで追い掛けて捕まえた。休憩用の木製の柵に首を挟み、血を流したことも。
そこで、児童たちは、縦横3メートル、高さ2メートルほどの木製の小屋を作っている。

 任の乾孝雄教諭(44)は「毎日がドラマの連続。いろんな課題を子どもたち自身が話し合い、
解決できるようになってきた」と見守っている。

(※一部省略して引用しました。)

信濃毎日新聞 06/12/16 
http://www.shinmai.co.jp/news/20061216/KT061214FSI090011000022.htm

画像:安曇野市堀金小で飼われている雌のイノシシ「いのちゃん」。
    児童がリンゴを差し出すと背筋を伸ばして「おすわり」をする
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT061214FSI0900110000221.jpg

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他、多数あります。
2やまとななしこ:2006/12/16(土) 21:07:09 ID:AMHnluAf
豚を一年飼ったあげく、殺すかどうかおお揉めした小学校があったよなw
3やまとななしこ:2006/12/16(土) 21:32:13 ID:llzT8pbf
ぼたん鍋
4やまとななしこ:2006/12/16(土) 22:09:48 ID:GGUHF6Hs
ちょっ。
ウリ坊くらいの大きさかと思ったら
デカイじゃん。

突進されてケガとかしないのか?子供たち。
5やまとななしこ:2006/12/16(土) 23:35:31 ID:PxSV1UlH
INORAN元気かな・・・
6御珠屋φ ★
>何だか「いのちゃん」も笑顔に見えますね。

● 猛進イノシシ児童になつく

冬の日だまりのなかで、校庭にイノシシと子どもたちの影が重なる。
「いのちゃん」。19日で生後5カ月になる。体長95センチ、体重約30キロのメス。
安曇野市の市立堀金小学校の1年2組が2学期から飼い始めた。休み時間には
校舎の中庭で子どもたちが追いかけっこをしたり抱きついたり、時にはブラシもかける。
来年の干支(え・と)のイノシシから「命」の大切さと不思議さを学んでいる。

1年2組では1学期、オタマジャクシやザリガニなど21種類の生き物を教室で飼い、
夏休みを前に元いた場所に放した。2学期に入り「今度はウサギを飼いたい」という児童に、
担任の乾孝雄先生(44)は、福祉施設「幸泉園」から借りてきた生後1カ月のイノシシの
赤ちゃんを見せた。「飼いたい!」と子どもたちは歓声をあげた。

しかし、大きく育つイノシシを飼うのは簡単ではない。「掃除がたいへんそう」
「ご飯は何をあげよう」と自信をなくす児童もいた。クラスで毎日話し合った。

一週間後、みんなでイノシシを迎えに行くことにした。「エサは何がいいんですか」「小屋は
いりますか」「危なくないですか」と幸泉園の関原史人園長(75)を質問攻めにした。
「この子たちなら真剣に飼ってくれる」と関原園長は思った。

イノシシの赤ちゃんだから「いのちゃん」と名づけた。縦約50メートル、横約25メートルもある
中庭で飼うことにした。大好物のリンゴなどを交代で与える。川上さん(7)は「エサがほしいって
毎日寄ってきてかわいい」。

しかし、ふんの処理や窓のガラスが汚れることなど、やはりイノシシを飼うのは大変だ。
さくに首を挟んで血を流し、獣医が来たときには涙ぐむ児童もいた。教室を走り抜け、
学校の外に出たこともあった。小林君(6)は「いなくなってびっくりした。心配で走り回って
探した」と言う。子どもたちは、みんなで木製の小さな小屋(高さ2メートル、幅3メートル)を
作った。

子どもたちは小さな問題が出るたび話し合う。今、小屋の汚れが問題になりつつある。

「子どもたちが考え、話し合って、いろいろな問題を解決しようとすることが大切です」と、乾先生。

ドキドキするような、いのちゃんとの生活で、子どもたちが学ぶことはたくさんありそうだ。

(※一部省略して引用しました。)

asahi.com - マイタウン長野 06/12/17
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000612170003

画像リンク:ぽかぽか陽気の中庭で、「あったかーい」といのちゃんにほおずりする子どもたち
       =安曇野市の堀金小学校で
http://mytown.asahi.com/nagano/k_img_render.php?k_id=21000000612170003&o_id=468&type=kiji