【食/大阪】「もみじの天ぷら」:香ばしさ、目で楽しみ舌で楽しみ/箕面市
1 :
御珠屋φ ★:
約2.8キロ先にある箕面大滝(大阪府箕面市)を目指して、阪急箕面駅から
箕面川沿いの滝道を歩く。原色に近い赤や黄にすっかり色づいた木々を、
森特有の澄んだ冷たい空気や、紅葉流れるせせらぎといった絶妙な脇役たちが
引き立てている。
駅からほど近い滝道沿いには、もみじまんじゅうなどを扱う土産店が左右に軒を連ねるが、
どの店からも、何やら香ばしいにおいが漂ってくる。つられるように一軒の店先をのぞくと、
店員が紅葉の葉に衣をつけて、一枚一枚丁寧に揚げていた。箕面名物の「もみじの天ぷら」。
天ぷらを販売している店は全部で19軒。袋詰めの状態で店頭に並び、お土産として人気だ。
山歩きを楽しみながら食べる人もいて、手にした天ぷらを物珍しそうに見た後、一口ほおばり、
表情をほころばせる外国人の一行とすれ違った。
もみじの天ぷらの歴史は意外と長い。約1300年前、滝に映える紅葉の美しさに感動した
箕面山の修行僧が、灯明の油でもみじの葉を揚げて天ぷらにし、山を訪れる旅人に
振る舞ったのが始まりといわれている。
シンプルな食べ物だが下ごしらえには1年もの期間を要する。「まずは箕面山とその周辺で、
黄色く色づいたイチギョウジカエデの葉を集めるんです。赤い葉は、揚げると黒ずんで
見た目が悪いから使わないんですよ」と、箕面物産商組合の西川肇組合長(82)。
拾ってきた葉は丹念に洗った後、1年近くたるで塩漬け。
その間に、小さかったり形の悪い葉を取り除く選別も行う。塩漬けされ、黄色の濃さを増した
葉を最後に水に漬けて塩抜きをする。これでようやく、揚げられる状態となる。
「非常に手間のかかる作業。拾ってきて、すぐに揚げてると思ってる人も多いですけどね」
揚げるのに使う油は、さらっとしていて自然の風味が生きる菜種油。衣には、天ぷら粉に
砂糖とゴマを混ぜたものを使用する。かりっとした歯応えとゴマの香り、口に広がる甘みが、
慣れない山歩きで疲れた体にうれしい。名称は「天ぷら」だが、風味は花林糖のような
お菓子に近い。
ほとんどの店が年間を通して販売しているが、売り上げの半分は観光客の多い秋に集中。
各店では1袋70グラム入り300円(税込み)から販売しており、地方発送も行っている。
毎年のように電話で注文してくるファンも中にはいるとか。
西川さんの営む「楓瀧堂(ふうりゅうどう)上店」は、祖父の代から60年以上続く店で、
他の店も代々受け継がれている。「元祖」の看板を掲げている店もあるが、真偽のほどは
定かではないという。
「当たり前だけど、買っていったお客さんが、『おいしかった』とまた買いに来てくれるのが
何よりうれしいですよ」と西川さん。
今年、人々の目を楽しませた紅葉が、来年は天ぷらとなって人々の舌を楽しませる−。
箕面にはそんなリサイクルが古くから定着している。
Sankei WEB 06/12/01
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/shoku/061201/shk061201015.htm 画像
箕面大滝に映える紅葉。鮮やかな色が澄んだ空気にさえわたる(11月27日撮影)
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/shoku/061201/shk061201015-2.jpg 行楽客に人気の「もみじの天ぷら」
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/shoku/061201/shk061201015-1.JPG
2 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 06:44:45 ID:BHNqgIGm
枯れ葉食ってんじゃねーよっ!
3 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 07:08:54 ID:NC+kvcKF
カリントウみたいだから、硬くて甘いのか。喰った事無いYO。
枯れ葉って、桜餅も愚弄するきなのか、ちみは......(´・ω・`).
4 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 07:40:31 ID:93YDvJBl
何が悲しくて大阪ごときの汚い空気・水を吸った木の落ち葉を食うんだよ
ていうか大もうけだな。俺もやりたいよ
5 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 08:25:51 ID:+aJ+6yrl
これ高いけど確かに美味い。
味も雰囲気も、京都ではなく大阪にあることが不思議な銘菓。
箕面市って文化的には大阪より京都に近いらしいけど。
6 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 08:36:50 ID:ISVFlHyn
うすあまくて、シャリシャリしてなかなかいける。
7 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 08:37:39 ID:jfiV2gdG
箕面市は 笹川良一 タソ(一日一善、「水上の格闘技」の父)出身地だ
YO。山の手の閑静な住宅地だYO......(´・ω・`).
8 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 08:49:20 ID:oxeoGVVr
お前ら!!
俺も食いたい。
9 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 10:36:26 ID:muBwHKLM
箕面に6年半住んでたオレさまが来ましたよ。
箕面名物というと、これと、サルくらいしか無いんだよな。
10 :
やまとななしこ:2006/12/02(土) 13:07:24 ID:erZd0Y2x
イチョウの葉っぱなんかでもよさそうだな
サプリにもなってるし
11 :
やまとななしこ:2006/12/03(日) 02:30:56 ID:UPefXDKm
嵐山のとは味が違うのかな?
12 :
やまとななしこ:2006/12/29(金) 22:01:59 ID:8f9Xaia2
13 :
やまとななしこ:2007/01/15(月) 21:39:12 ID:nf+ndIuR BE:312460027-2BP(0)
14 :
やまとななしこ:2007/01/15(月) 22:36:09 ID:Uk9wkN/V
問題はうまいかどうかだ。
それ以外は二の次。
15 :
やまとななしこ:2007/01/15(月) 23:42:48 ID:te5O63x0
揚げればなんでも食えそうだ
16 :
やまとななしこ:2007/01/16(火) 00:16:07 ID:pUc2we66
2
17 :
やまとななしこ:2007/01/16(火) 00:19:01 ID:pMDhYCst
滝が枯れる
18 :
やまとななしこ:2007/01/16(火) 04:46:56 ID:LkZefWy7
「40年目にして食す故郷の味」野畑花子(40歳・家事手伝い)
豊中と箕面の境目で生まれ育った私は、週末になると家族に連れられ箕面の山を散策したものでした。
滝のせせらぎ、猿の威嚇、ロバの馬車・・・。
当時コンビニすらなかった家の周辺よりずっと刺激的で楽しいものでした。
ところが、道ばたでおばあちゃんが売っているもみじ天ぷらは、
頭上の枯れ葉を鍋に落として揚げていると思いこんでいて一度も食べずじまいでした。
中学に進級した年、父の急な転勤で大阪の地を離れて東京で暮らす事になりました。
山のない関東平野での暮らしは、とても不安で寂しいものでした。
年を重ねる毎にそれが当たり前のものとなり、あっという間に数十年が経過しました。
そんな折、ふとした縁で子供時代の友人と再び交流が復活し、
ある時彼女がもみじ天ぷらをお土産に我が家に遊びに来てくれました。
恐る恐る口にしたその天ぷらの、何と風味豊かで美味しいこと!
食わず嫌いでいた半生を大変後悔しました。
いつか近い将来、箕面を訪れもみじ天ぷらを片手に散策する事が目下の夢です。
猿に襲われないよう、足腰を鍛える事も初めています。
朝日新聞「ひととき」
・・・みたいに書いてみました。
眠れなくてつい。すんません。年齢以外は実話です。猿ってまだ凶暴ですか?
19 :
◆0323TM8aEg :2007/01/16(火) 05:58:39 ID:2G8Nxqqr BE:868980487-PLT(10015)
お、お名前もフィクションですよね(;゚∀゚)
20 :
やまとななしこ:
>18
猿はいつでも凶暴です。