秋が深まるイタリアで、キノコの一種ポルチーニの出荷が最盛期を迎えている。
新酒ワインの「ビーノ・ノベッロ」は、有名なフランスの新酒「ボージョレ・ヌーボー」より
一足早い6日に解禁された。
今年はキノコもワインも当たり年で、人々は気軽に秋の味覚を楽しんでいる。
ローマの市場には秋の味覚として人気のポルチーニが並ぶ。
昨年よりやや安く、1キロで20〜30ユーロ(約3000〜4500円)くらい
イタリアでは地元自治体へ年間数千円を払って許可証をもらえば、
1回で3キロ程度まで自由にキノコ狩りができる。
市場にもさまざまな種類のキノコが並ぶが、8月に雨が多かった今年は「大豊作」だという。
「ボージョレより10日早い解禁」が売り物の新酒ワインも、生産量は20年前と比べて
4倍近い1800万本にのぼっている。1本2〜6ユーロ(300〜900円)と割安のため、
各地で早飲み祭りがにぎわっている。
伊ワイン生産者連合によると「甘みがありつつさわやかで、焼き栗やサラミなどとぴったりの味」だ。
06年産のワインは9月に好天の日が多かったことなどから、過去5年で最高の出来だという。
http://www.asahi.com/international/update/1108/005.html ローマの市場には秋の味覚として人気のポルチーニが並ぶ。
昨年よりやや安く、1キロで20〜30ユーロ(約3000〜4500円)くらい
http://www.asahi.com/international/update/1107/image/TKY200611070514.jpg