広島から雌シマウマ来園 ベビー誕生に期待
姫路市立動物園(兵庫県姫路市本町)の雄のグラントシマウマ「シマサブロウ」(4歳)のもとに、
広島市安佐動物公園から雌の「ニーナ」(1歳)が来園、2頭の仲むつまじい姿が来園者の人気
を集めている。
姫路市立動物園には、シマサブロウのほか、父の「シーマ」、母の「トクコ」の計3頭がいたが、
2003年までにトクコ、シーマが相次いで死亡。オリの中で寂しそうにしているシマサブロウの姿
に、来園者から「早く結婚相手を見つけてあげて」という声が寄せられていた。
ニーナは、9月21日に来園。当初は飼育舎の中に閉じこもって人前に出てこないなど、緊張し
た様子だったが、次第に新しい環境にも慣れ、今では2頭仲良く好物の干し草を食べたり、コミュ
ニケーションをとるため体をこすりつけ合ったり。担当の飼育士、河野光彦さん(40)は「3年後く
らいには、かわいい赤ちゃんが生まれると信じています。市民の皆さんも、2頭の今後を温かく見
守って」と話していた。
(2006年10月20日 読売新聞)
仲良く散歩するニーナ(右)とシマサブロウ(兵庫県姫路市立動物園で)
http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/kannat/KN20061020103741568L0.jpg ソース
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/20061020kn04.htm