【花だより】将来は“記念日の花”に「ブルースター」／高知・芸西村

鮮やかな空色の花びらが人気の「ブルースター」。
全国一の出荷量を誇る安芸郡芸西村で２２日、
この花をメーンに据えた模擬結婚式「ブルースターウエディング」が開かれる。
企画した栽培農家らは
「まだなじみの少ない花だが、将来はバラなどのように生活の風景にとけ込んだ花に育てたい」
と意気込んでいる。

ブルースターは中南米原産のガガイモ科の多年草で、
空色の５枚の花びらが星のように見えることから名付けられた。
同村では３０年近く前から栽培され、
昭和６３年にはＪＡ土佐あきの花き部会内にブルースター部会を設立。
現在９戸が延べ約３万２０００平方メートルで栽培し、年間出荷量は約３００万本。
全国シェアの約９割を占めている。

生花では数少ないさわやかな青色と、
「信じ合う心」という花言葉からブライダル業界ではメジャーな存在で、
結婚式の飾りやブーケ用に人気が高い。
しかし一般の小売店ではあまり取り扱っておらず、
結婚式でも単独ではなくバラやカーネーションをメーンにした装飾の
アクセントとして使われることが多い。

そこで今回、「ＪＡ土佐あき芸西集出荷場ブルースターブランド化協議会」が、
ブルースターを前面に打ち出した模擬結婚式を企画。
模擬挙式は土佐ロイヤルホテルで当日正午にスタートし、
チャペルやレストランのバージンロード、
テーブルなどが約１０００本のブルースターで飾り付けられる。

同協議会の貞広伸一郎代表は「ブルースターは業界では有名でも、
一般にはまだまだ知られていない花。
多くの人に知ってもらい、誕生日や記念日にはいつも飾られる
“家庭のメモリアルフラワー”になってくれれば」と期待を込めている。

http://www.kochinews.co.jp/0610/061018headline07.htm

ビニールハウス内で咲き誇るブルースター
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花は鮮やかな「空色の星」
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うわ、めちゃめちゃ可憐だ。
花屋さんでもあまり見たことないなー。
欲しい。

＞こちら、関連記事ですー。

純白ドレスにお似合い　芸西村特産「ブルースター」

安芸郡芸西村特産の切り花「ブルースター」を使った模擬結婚式がこのほど、同村西分の
土佐ロイヤルホテルで開かれた。ホテル内のチャペルやレストランが約１０００本の空色の
花で飾られ、「バラなどとはひと味違う花に囲まれ、さわやかな式だった」と訪れた人らに
好評だった。

栽培農家でつくる「ＪＡ土佐あき芸西集出荷場ブルースターブランド化協議会」が花をＰＲする
ため、「ブルースターウエディング」と銘打って企画した。

新郎新婦役は、１０日に入籍し２８日に同ホテルで結婚式を予定している安芸市の農業、
小松良二さん（３０）と保育士の由紀さん（２６）夫妻。ブライダル業界や市場関係者ら
約１００人が見守る中、両サイドをブルースターで飾られたバージンロードをゆっくりと進んだ。

　挙式後、２人はブルースターのブーケを手に、「メーンの花にはならないと思えたけど、
まとまるととてもかわいらしく華やかですね」とにっこり。大阪府の花き卸売業者は「脇役
だった花が、仕掛け一つで主役になっており興味深かった」と話していた。

同協議会の貞広伸一郎代表は「純白のドレスや黒のスーツとブルースターがこれほど
似合うとは。これを弾みに、今後も知名度アップに努めたい」と満足そうだった。

(※一部省略して引用しました。)

高知新聞ニュース　06/10/25
http://www.kochinews.co.jp/0610/061025headline06.htm#shimen6

画像：ブルースターの花に彩られた模擬結婚式（芸西村西分）
http://www.kochinews.co.jp/0610/parts/061025headline02.jpg

乙ですー