塩尻駅ホームで“ブドウ狩り”
園児が実りの秋満喫
駅ホームのブドウ棚で収穫を楽しむ塩尻幼稚園の園児たち
=塩尻市のJR塩尻駅で
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ngn/20061004/n5.jpg JR塩尻駅の3、4番線ホームにあるブドウ棚で3日、収穫祭があり、
塩尻幼稚園の年長園児約40人が、たわわに実ったナイアガラの
収穫を楽しんだ。
開会式で、塩尻市観光協会長でワイン会社社長の塚原さんは
「今年のブドウは気候にも恵まれ、とても甘く仕上がりました」と
あいさつした。
園児たちは用意された踏み台の上に乗り、大きな房を選んで、
はさみを入れ、1人が2房ずつ収穫。お土産として持ち帰った。
中には、早速味見をする園児もいて、甘いブドウに笑顔を見せていた。
駅のブドウ棚は、JRの「一駅一名物」運動に合わせて1988年に設置。
約170平方メートルの棚が整備され、ナイアガラとメルローの2種を栽培。
同駅や市、観光協会などでつくる塩尻駅観光施設設置協議会の会員らが
ブドウの世話に当たっている。
残ったブドウも収穫され、市内のワイナリーで仕込まれる。