伝統の加賀野菜を使ったフランス料理の新メニューを東京のレストランが考案し、10月1日に
都内で開かれる金沢市のイベントで初披露されることになった。
考案したのは東京・日比谷公園内にある日比谷松本楼。
加賀レンコンのサラダやヘタ紫ナスのプロヴァンス風オーブン焼き、五郎島金時(サツマイモ)の
タルトなど、オードブルからメーンディッシュ、デザートまで、カラフルな8品。
市が首都圏在住の金沢ゆかりの人向けに日比谷松本楼で初めて開く「金沢ファンの夕べ」で
出席者に振る舞われる。
加賀野菜の用途は懐石料理など、和食のイメージが強く、フレンチに使うのは東京では
珍しいという。発売時期や価格は未定だが、日比谷松本楼では「金沢ブランドメニュー」として、
季節に合わせて提供していく。
また、イベントでは金沢の魅力を発信してもらう「金沢ファン倶楽部」(約200人)も発足。
会員証は朱色と金をベースに「あんやと」「ほんなダラな」などの金沢弁を印刷したユニークな
デザイン。金沢美大出身のデザイナー武田雅彦さんが手がけた。
市ではオーケストラ・アンサンブル金沢の東京公演割引など、会員への特典も検討している。
ニュースソース
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20060912/lcl_____ikw_____001.shtml