重さ2キロ以上!? デカすぎる消しゴムに萌える
これが「レーダーS-10000」。お値段は1万500円也。もちろん、買いですね
世の中には、デカくなければいけない物とデカくなくてもいい物の2種類がある
(根拠なし)。以前、Bitでご紹介した「バケツプリン」は、まさに後者であり、
デカくなくてもよい物をあえてデカくしている典型的なパターンなのだが、
その堂々たるデカさぶりは、もはや市民権を得たかのように独立した商品
として独り歩きしている。世の中やっぱり突き抜けてこそナンボ、中途半端は
良くないですね、ということで今日も中途半端じゃすまない消しゴムの話題です。
仕事柄、鉛筆と消しゴムは欠かせないのだが「ちょっとインパクトある消しゴム
ないかな……?」と検索していたところ、見つかった商品が「レーダーS-10000」。
この消しゴム、何がすごいってめちゃくちゃデカい! なんと縦276mm、幅141mm、
厚さ43mm、そして重さは2285グラムもあるんです! 製造しているのは、大手
消しゴムメーカーの株式会社シード(SEED)。でもなんでこんな巨大消しゴムを
作ったのだろうか?
お話を聞いてみると、そのきっかけは大阪らしいユニークな回答。なんと「どうせ
やるなら一番大きい物を」という発想から生まれたそうで、話題づくりも含めて
とにかく大きさにこだわった商品らしい。しかしただ単純にデカくするのは簡単だが、
端から中まで同じ品質にするのが非常に難しい。やはりしっかりとした技術力が
あってこそ作れる一流品なのである。
購入した方はどんな目的なのか? 聞いてみると「受験のお守り」「イベントの景品」
「消しゴムハンコ用」などこれまたユニークな内容。確かに、普通の消しゴムのよう
に使う人はいないだろう。またこの「レーダーS-10000」には「レーダーS-JUMBO」
なる姉妹品もあり、縦160mm、幅75mm、厚さ27mmと実用的なサイズ。こちらに
関してはタレントの購入もあるそうで、だいたひかるさんや佐々木健介さんが自身の
ブログなどで紹介していたとか。
さぁ巨大消しゴム「レーダーS-10000」。気になるお値段だが、税込みでなんと
1万500円。通常の消しゴムサイズの120倍以上とのことなので、根気よく使えば
おそらく一生持ちそうな大きさ。高いとみるか安いとみるか。絶対になくすことは
ないが持ち歩きも難しい、メリットデメリットで考えるとやや押され気味だが、この
消しゴムにはもっと大事なテーマがあるはずだ。「かなり売れている」という
担当者の言葉を聞いてそう感じてしまった。
ソース:
http://excite.co.jp/News/bit/00091157806838.html 消しゴムサイズ比較画像:
http://image.excite.co.jp/feed/news/extnews/extnews_eraser060911.jpg