「つがる」の収穫始まる/弘前
生育不安も赤く色付き順調
津軽地方で、早生(わせ)リンゴの主力品種つがるの収穫が始まっている。
今年のリンゴは7月の低温で生育が心配されたが、その後の暑さで肥大と
着色も順調に進み、リンゴ農家は赤く色付いた実を1つ1つ丁寧にもぎ取っていた。
今年のつがるは前半は低温による生育の遅れが心配されたが、高温の
続いた8月の好天で遅れを取り戻し、県のリンゴ果実肥大状況調査(1日現在)
では体積が前年比102%まで成長。収穫期はほぼ平年並みの10日前後となっている。
弘前市悪戸の有限会社「ゆめりんご」の園地では、従業員ら3人が朝から
もぎ取りに精を出していた。作業をしていた男性は「この園地のつがるの
もぎ取りは9、10の2日間で行う。今年は台風も来ないのでリンゴに傷もなく、
8月の好天で色付きも良い。雨不足の影響もなかったと思う」と話し、「中生種、
晩成種もこのまま災害に遭わないで収穫できれば…」と笑顔を見せていた。
ソース:
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06091106.html リンゴ:
http://www.mutusinpou.co.jp/pic/06091106_s.jpg