夫に、日ごろなかなか言い出せない愛の言葉を、妻や家族に向けて
叫んでもらおうと、キャベツ産地として知られる嬬恋村で10日、
「キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ(キャベチュー)」と題するイベントが開かれる。
「キャベチュー」の舞台は、収穫を控えた同村大笹の一面のキャベツ畑。
浅間山を望む高原で、全国から応募のあった男性に自作の愛の言葉を、
思いっきり叫んでもらう。同村は「当日の飛び入りも大歓迎。
見ていてウズウズしたら気軽に申し出てほしい」と話している。
村の名前の由来は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征中にこの地で
妻へ「吾嬬者耶(あづまはや)」(ああ、わが妻よ)と叫んだ故事から。
愛妻家の聖地にしようと、週末農業を楽しむ首都圏の中高年グループが
設立した「日本愛妻家協会」が総本部を同村に置き、同村と同協会などが
1月、愛妻家聖地委員会も設立。「キャベチュー」も同村と同委が企画した。
当日は同委員らが作製したTシャツやストラップなどの愛妻家グッズも
販売されるなど、村を挙げて愛妻家をアピールする。
ニュースソース
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20060909/lcl_____gnm_____004.shtml