【秋の味覚】近づく秋の足音、早生クリ色づく /香川

厳しい残暑が続く中、香川県さぬき市の山間部でクリが熟れ始め、周辺は平地よりもひと足早く
秋の気配を色濃くしている。

クリが実り始めたのは、四国霊場八十八番札所大窪寺（同市多和）近くにあるクリ農園。
青い実をたわわに付けた筑波などの早生（わせ）種が八月末ごろから色づき、はじけた
イガから茶色い大粒のクリが顔をのぞかせている。

所有する同所の井川義明さん（七九）によると、今年は春先の長雨と夏場の猛暑の影響で、
例年よりも一週間ほど色づきが遅れたという。早生種が終わった後は、中手（なかて）、
晩生（おくて）の品種が次々と実り、収穫は十月まで続く。

収穫したクリは、大窪寺門前の飲食店で四日から「クリおこわ」にして販売しており、
旬の味が参拝客らに好評という。

ソース
http://www.shikoku-np.co.jp/news/photo_kagawanews.aspx?id=20060904000230

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