【逆転の発想】世界初!「冷点心」 自然な味を室温で、香港厨師会が商品化[9/2]

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シューマイや春巻きなど香港が本場の「点心(てんしん)(飲茶(ヤムチャ))」はアツアツで
食べるのが常識と思いきや、むしろ室温に冷ますことで食材の自然の風味を楽しむことが
できるという“逆転の発想”から生まれた「冷(れい)点心」がこの夏、登場した。
点心の宅配などを手がける香港厨師(ちゅうし)会(東京都江東区)が「世界で初めて」
(小林耕二社長)という常温の点心商品を開発した。

厨師会は家庭やパーティー会場などで温め直す一般の「点心」を販売してきたが、
秋冬に比べ夏場の売り上げが半分に落ち込む“季節商品”だった。
このため、調理後に常温まで冷まして、おつまみ感覚で食べて最も味が良くなるように食材を
厳選し、調理法を工夫したのが、この「冷点心」だ。

ウニやカニ、エビなどは、アツアツ状態では熱さで自然な味がわかりにくくなるという。
小林社長は化学調味料などを全く使用せずに室温で食べたとき、素材本来の味が最も
引き立つと気づいた。味付けは干し貝柱など自然なうまみのみ。
水道水は使わず、鹿児島のミネラル水で調理している。

エビシューマイや春巻、ゴマ団子など10種類の点心を5個ずつまとめ、地鶏とチャーシューの
前菜を加えた「冷点心」セットが税込み6800円。作りたてが冷蔵宅配便で家庭や職場などに
届く。注文は香港厨師会のサイトなどで受け付けている。

彩りやかわいらしさ、食べやすさで女性ファンの多い点心。
「冷点心」は秋冬のシーズンでも、ホームパーティーなどで人気を呼びそうだ。


ニュースソース
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200608270006a.nwc
2やまとななしこ
風の男ヒューイが肉まんをほおばる姿を想像してしまった