観光農園が盛んな美里町で、八月下旬からプルーン観光農園が七農園でオープンしている。
摘み取り体験は今月中旬まで楽しめる。
プルーンは青い西洋のスモモと言われている。
生でおいしく、ドライフルーツでも食べられている話題のミラクル健康食品。
いまが食べごろを迎えている。
同町は「観光果樹園百町歩構想」で、ウメ、アンズ、ブルーベリー、プルーンを
休耕地の各所に植栽。プルーンだけでも計四千百二十八本ある。
同町古郡の県道本庄寄居線沿いにある「ほり農園」では、
のぼり旗を立ててプルーンの摘み取り体験をPRしている。
農園主の同町甘粕、堀内道善さん(78)は
「うちのプルーン農園は五十二アールで、プルーンの種類は
シュガー、スタンレー、パープルの三種類。
五、六年ものの木が二百四十本ほどある」と話している。
観光客は土日を中心に関東一円から訪れ、地元の主婦たちが持ち寄ったプルーンのワイン煮、
プルーンジュース、プルーンジャムなどにも興味津々。交流の輪が広がっている。
ちなみに、同町で植えられているプルーンは、多い順にシュガー千六百七十二本、
スタンレー千二百七十九本、パープル八百七十九本、グランドプライズ二百九十八本。
味の違いを楽しむのもいい。
プルーン観光農園の入園料は小学生以上一人三百円。
摘み取り体験は同七百円で、10号袋に詰め放題。
http://www.saitama-np.co.jp/news09/01/29l.html 両手にいっぱいのプルーン
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