殺虫剤や遺伝子組み換え技術を使用せずに栽培した牧草で育てられた乳牛から採取した
オーガニック牛乳は、通常の牛乳よりも栄養が豊かで、健康にも明らかにメリットがあるという
研究結果が報告された。
グラスゴー大学とリヴァプール大学の研究チームが行った調査によると、オーガニック牛乳には、
脳の働きの活性化を促すとされる脂肪酸オメガ3が通常の牛乳よりも多く含まれているほか、
神経組織を健全に保ち、加齢を遅らせる働きがあるともいわれているビタミンEなど、
多くの栄養成分も豊富であることが分かったという。
研究者のひとりであるキャスリン・エリス博士は、今回の研究がオーガニックと
そうでない牛乳との違いを明確に決定づけた、初めての大規模な調査になったとし、
オーガニック牛乳が健康にもたらすメリットを科学的に確認できたことは重要な意味をもつと主張。
研究チームではこの結果を元に、食品基準局に対して、オーガニック牛乳の健康への利点を
再認識する必要性を説明、食品基準の標示の変更を要請している。
食品基準局ではかつて、オーガニック牛乳に含まれる栄養は、オーガニックではない牛乳と
大して変わらないとの見方をとっていたが、この新たな調査内容に関して検討する方針を示しているという。
ソース
http://www.japanjournals.com/dailynews/060830/news060830_4.html ご依頼いただきました。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1142484045/721